お尻のタイプ別、若返りエクササイズ。【共通エクササイズ】
撮影・青木和義 スタイリング・高島聖子 ヘア&メイク・Nagisa(W) モデル・東 麻美 イラストレーション・坂本康子 文・石飛カノ
横から、あるいは後ろから見たときのお尻のシルエット。パッと見たときの若々しさを印象づける大きなポイントのひとつがそれ。
骨盤矯正パーソナルトレーナーの中村奈緒子さんによると、
「お尻は上半身と下半身をつなぐ身体の土台。この部位をしっかり動かすことによって、姿勢の悪さ、骨盤の歪み、ヒップの下垂など、どんな身体のお悩みも改善できます」
とのこと。とくに現代人は前屈みの姿勢のまま、座りっぱなしで過ごしがち。すると猫背になり、お尻の筋肉が衰えることで老け感は進む一方。だからこそ、お尻を刺激するエクササイズで若々しさを取り戻せるという。
「骨盤の前傾や後傾、筋肉不足などによる代表的なお尻のタイプは4つ。まずはチェックをして自分がどのタイプに当てはまるかを自覚してください」
お尻のタイプが割り出せたら、今日から毎日、若返りエクササイズに挑戦を。一日約10分、数週間から1カ月で必ず効果が実感できます。
あなたはどのタイプ? お尻診断でチェック。
チェック項目が最も多いのが、あなたのお尻タイプ。複数当てはまる場合は、お尻の形で判断。骨盤前傾は逆さ台形、四角尻と薄尻は四角形、垂れ尻は台形。当てはまるすべてのエクササイズを行ってもよし。
[骨盤前傾でっ尻タイプ]
腰が反り、後ろに突き出したような状態。腰に負担がかかりやすいので腰痛持ちが多い。
□腰が反っている自覚があり、痛い。
□仰向けで寝るのがつらい。
□靴の外側がすり減る。
□太ももが張っている。
□下腹がぽっこり出ている。
[がちむち四角尻タイプ]
太っている人に多い。ウエストから太ももに肉と脂肪がつき、垂れて四角い形に。骨盤は後傾ぎみ。
□腰まわりにぜい肉がついている。
□長時間歩くと足の付け根が痛くなる。
□太ももの両脇の付け根が出っ張っている。
□太ももにセルライトが目立つ。
□ひざの上に肉が乗っている。
[だらボテ垂れ尻タイプ]
骨盤が開きやすく、お尻が横に流れ、垂れていて、太ももとの境目が曖昧。出産経験者にも多い。
□何時間も座りっぱなしが日常茶飯事。
□歩くのは小股。
□下半身がむくみやすい。
□猫背またはO脚だと思う。
□ショーツからお尻がはみだす。
[ぺったんこ薄尻タイプ]
股関節の可動域が狭く、大股で歩くのが苦手。筋肉量が少ないため、薄く平らな形。
□股関節が硬いと思う。
□肩こり、腰痛がある。
□内股で歩く。
□痩せていて、筋力がない。
□冷え性。
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