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開放感と臨場感がたまらない! ボートレース観戦のすすめ

アクティブに運動するのが苦手でも、スポーツ競技ならのんびり観るだけでもいい。そんな時におすすめなのが屋外スポーツ観戦。風薫る爽やかな季節、ファミリー層に人気の「ボートレース江戸川」で、ボートレース観戦を体験してみました。

撮影・石原敦志 文・黒澤 彩

開放感と臨場感がたまらない! ボートレース観戦のすすめ

大迫力のレースに釘付け! 水辺でレジャー気分の休日を

全国に24カ所あるボートレース場。女性でも楽しめる?と少しだけドキドキしつつ、ファミリー層に人気だという東京の「ボートレース江戸川」へ。

「とくに週末は、お子さん連れのご家族やカップル、観光客も多いようです。女性の方でも安心して楽しんでいただけますよ」とは、ボートレース振興会で広報を担当する志村康太さん。実際に訪れてみると、施設はきれいで分煙化されていて、おいしいものも食べられて、存外のんびりと快適に一日じゅう過ごすことができる。河川敷の景色も相まって、水辺のレジャースポットといった風情だ。

料金100円を払って入場すれば、過ごし方は自由。入ってすぐのロビーには大きなヤギロボット〈マッシロー〉が。この白ヤギさん、ハズレの投票券を口に入れるとむしゃむしゃ食べてくれるらしい。そう、せっかくだから券を買って参戦しなくては!

投票券は20歳以上なら100円から買える。その日に行われる12レースの基本的な情報やタイムスケジュールが載った出走表を見て予想し、マークシートに記入して券売機で購入。買い方がわからなくてもインフォメーションへ行けば係の人が教えてくれるので心配ご無用だ。まずは初心者らしく、オッズという倍率などから適当に予想して買ってみる。参加料と思って出資したほうがやはり楽しいだろう。

河川の堤防がそのまま観客席に。すぐ目の前でレースを見られる
河川の堤防がそのまま観客席に。すぐ目の前でレースを見られる
一般エリアで買える焼き鳥(もも・皮・つくね)各100円。レモンサワー400円
一般エリアで買える焼き鳥(もも・皮・つくね)各100円。レモンサワー400円
指定席フロア「MIYABI」内のレストラン『TAKEBUE』のまぐろ御膳1,500円。上質な本まぐろの刺身に舌鼓
指定席フロア「MIYABI」内のレストラン『TAKEBUE』のまぐろ御膳1,500円。上質な本まぐろの刺身に舌鼓
河川の堤防がそのまま観客席に。すぐ目の前でレースを見られる
一般エリアで買える焼き鳥(もも・皮・つくね)各100円。レモンサワー400円
指定席フロア「MIYABI」内のレストラン『TAKEBUE』のまぐろ御膳1,500円。上質な本まぐろの刺身に舌鼓

ビールと焼き鳥も調達して、レースの見どころだという折り返しコーナー近くに陣取り、スタンバイ。自然の河川を利用して行われる「ボートレース江戸川」には水流など独特の要素があり、選手としてはなかなか難しいレース場なのだそう。その分、レースは荒れやすく、見ている側の予想もしづらいが面白い。なんといっても目の前の河川を猛スピードで走り抜けていく瞬間は迫力満点! 水しぶきとモーター音、コーナーでの激しいせめぎ合いに観客席からも歓声が上がる。

そんな一般の入場エリアとは別に、上階には指定席のフロアが。ここには和食のレストランやリクライニングシートなどがあり、ちょっと贅沢な過ごし方ができる。混雑を避けて屋内でゆっくりしたい人やグループで個室を使いたいときなどにおすすめ。

予想の結果はさておき(マッシローに食べてもらった)、その奥深さに引き込まれそうなくらい夢中で楽しめた初めてのボートレース。レーサーは20代の若手から70代の大ベテランまで。女性レーサーも在籍している。推しを追って全国のボートレース場を旅するのもいいかも?

レース中の永井選手。コーナーを曲がるときに腰を浮かせて体を倒すアクロバティックな動きも見どころ
レース中の永井選手。コーナーを曲がるときに腰を浮かせて体を倒すアクロバティックな動きも見どころ
永井彪也(ながい・ひょうや)選手 ボートレーサー。1992年、東京都生まれ。2011年にデビュー。2019年、ヤングダービーで優勝するなど、若手でもっとも注目されている人気レーサーの一人
永井彪也(ながい・ひょうや)選手 ボートレーサー。1992年、東京都生まれ。2011年にデビュー。2019年、ヤングダービーで優勝するなど、若手でもっとも注目されている人気レーサーの一人

観光する気分でレース場を楽しんで!

ボートレーサーの永井彪也です。ボートレース場は全国に24あって、ここ江戸川ならスカイツリーが見えますし、多摩川なら富士山が見えたりと、どこも観光地のような魅力があります。グルメもおいしいと評判です。最初は投票券の買い方やレースのことがわからない人でも、レジャー感覚で楽しんでもらえると思いますので、まずは来てみてください!

僕たち選手も全国のレース場を巡っています。応援したいレーサーがいれば、推し活としてもきっと楽しめますよ。選手は約1,600人もいて、年齢、性別、経歴もさまざま。僕はデビューして15年目ですが、まだ若手といわれるキャリアです。レーサーの仕事って、なかなか想像がつかないと思うのですが、レースが開催される時期は併設の宿舎で寝泊まりして、スマホなど外部と通信するものを持ち込めないなど、規律がとても厳しいんです。その日に乗るボートのメンテナンスも選手が自分でするんですよ。

最近は、イベントなどで売っている僕のグッズを掲げてくれる方もいて、励みになります。圧倒的に強くなりたいという気持ちで日々努力しているので、ひとりの人間としてがんばっている姿を見て、応援していただけたらうれしいです。

観戦チケット入手方法は?

ボートレース江戸川 東京都江戸川区東小松川3-1-1 無料送迎バスでJR総武線「平井」駅北口から約15分、都営新宿線「船堀」駅から約5分
ボートレース江戸川 東京都江戸川区東小松川3-1-1 無料送迎バスでJR総武線「平井」駅北口から約15分、都営新宿線「船堀」駅から約5分

事前購入や予約の必要はなく、当日その場で入場料を払って、自由に観戦できる。入場料は100円(20歳以上)。全国のボートレース場のほとんどがこの価格帯で入場でき、さらにナイター割引があるレース場も多い。「ボートレース江戸川」にはレストランや特別シート、個室などを備えたフロア「MIYABI」があり、フロアを利用するには指定席券の購入が必要。席種によって1,000〜1万円。ナイターは半額!

『クロワッサン』1163号より

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