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新米シーズンに絶対食べたい「ご飯のおとも」も!プロに聞いた「お米をおいしく炊く方法」とは?

新米のおいしい季節に知っておきたい“お米をおいしく炊く方法”を、お米のプロに聞きました。「計量カップは使わない」「お米は水に浸して洗わない」など、目からうろこなポイントにも注目です。

取材・文 伊東ししゃも

“お米をおいしく炊く方法”を聞きました

今回、“お米をおいしく炊く方法”を教えてくれたのは「AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)」の「アコメヤお米コンシェルジュ」。お米の品種や保存方法、炊き方に精通したプロフェッショナルです。

お米をおいしく炊くポイントは“計量”

日々炊くお米、「今日はちょっと固めだな……「今日はなんだか水っぽい」といった悩みはありませんか? こ…

日々炊くお米、「今日はちょっと固めだな……「今日はなんだか水っぽい」といった悩みはありませんか? これって実はきちんと計量できていないからかもしれません。

お米を炊くときのポイントは、なんといっても“計量”が肝心。

普段お米を炊くときは、「お米は計量カップで、水は炊飯器の目盛りで」という人が多いかと思われますが、両方ともきちんと計量スケールを使用して計るのがベストなのだそう。そうすることで、炊きあがりのムラを防ぐことができます。

お米1合は150g。普通の白米を炊飯器で炊く場合、水は、洗う前のお米の容量の40%増し(1.4倍)になるように加えて炊くのがベストです。白米を土鍋で炊く場合は1.2倍。玄米を炊飯器で炊く場合は1.7~2.0倍など、炊き方やお米に合わせてお水を調節しましょう。

お米の洗い方も大切

ポイントは“手早く”洗うこと。最初の水は、お米の表面の汚れが浮きやすく、また最もお米に吸水されやすいので、すぐに捨てるようにしましょう。

水に浸しながら洗うのではなく、濁った水を流したあとで、お米にまとわりついている残りの水を使って洗うのもポイントです。

2~3回洗えば、とぎ汁は無色に、臭いもほとんどなくなります。洗う回数はお好みですが、洗いすぎないのもお米の風味をおいしく楽しむコツとなります。

必要以上に洗ってしまうと、表面が削れ、お米が割れる原因にもなるので注意してくださいね。

“浸漬”は最低でも30分以上

お米を水に漬けておくことを「浸漬(しんせき)」と言います。お米にしっかり水を浸み込ませるための時間で、最低でも30分以上は取りましょう。

最近の炊飯器は、浸漬せずともきちんと炊けるものが多いのですが、それでもきちんと浸漬の時間を取るのがおすすめなのだそう。長く漬けてもお米がふやけたりすることはありません。

目安として、夏場は30分、冬場は60分以上。

長時間浸漬する場合は、お米の劣化を防ぐため冷蔵庫の保管がおすすめ。前日の夜に洗って置く場合は、洗った釜やボウルのまま冷蔵庫に入れてください。

浸漬が終わればあとは炊くだけ。お米に含まれる水分量も加算しなければならないため、計量スケールで計るときには、「洗う前のお米の分量+水の分量(お米の1.4倍)」、つまり「合計で、洗う前のお米の分量の2.4倍」になるように水を加えましょう。

土鍋の場合の炊き方の目安は?

炊飯器であればそのまま炊飯モードで炊くだけ。

土鍋の場合は、中強~強火にかけて沸騰させます。このとき、中蓋の穴と上蓋の穴が重ならないように直角に蓋をセットしてください。

1合~3合であれば炊き時間は約10分。5合であれば15分ほどが目安です。沸騰して蓋の穴から勢いよく蒸気が吹いたら火を消し、蓋をしたまま10分程度蒸らしてできあがりです(5合炊きの場合は蒸らし時間15分ほど)。

なお、今回はAKOMEYA TOKYOの「有田焼 黒釉 ごはん土鍋」を使用しています。お使いの土鍋によって、蓋の形状や炊き上がりの時間などが異なる可能性があるため、適宜調節してくださいね。

お米を計ります。今回は3合炊くので450gです
お米を計ります。今回は3合炊くので450gです
お米を洗います。洗うときは水に浸さずに洗うのがポイント
お米を洗います。洗うときは水に浸さずに洗うのがポイント
浸漬後、お米に水を加えます。このときも計量スケールを使いましょう
浸漬後、お米に水を加えます。このときも計量スケールを使いましょう
土鍋で炊くため、水の量は1.2倍を使用。元のお米の量(450g)の2.2倍の990gになればOK!
土鍋で炊くため、水の量は1.2倍を使用。元のお米の量(450g)の2.2倍の990gになればOK!
土鍋にお米を移します
土鍋にお米を移します
土鍋で炊きます。3合の場合中強火で約10分。さらに10分蒸らしてできあがり
土鍋で炊きます。3合の場合中強火で約10分。さらに10分蒸らしてできあがり
ふっくらおいしいお米が炊けました!
ふっくらおいしいお米が炊けました!
お米を計ります。今回は3合炊くので450gです
お米を洗います。洗うときは水に浸さずに洗うのがポイント
浸漬後、お米に水を加えます。このときも計量スケールを使いましょう
土鍋で炊くため、水の量は1.2倍を使用。元のお米の量(450g)の2.2倍の990gになればOK!
土鍋にお米を移します
土鍋で炊きます。3合の場合中強火で約10分。さらに10分蒸らしてできあがり
ふっくらおいしいお米が炊けました!

おいしいご飯は“お米選び”もポイントです

「もっちり」「あっさり」「やわらか」「しっとり」の4種類で分類
「もっちり」「あっさり」「やわらか」「しっとり」の4種類で分類

おいしいご飯を楽しむには、お米選びもポイントのひとつです。

全国各地でさまざまな品種のお米が作られていますが、その味わいは実は多種多様。AKOMEYA TOKYOでは、「もっちり」「あっさり」「やわらか」「しっとり」の4種類で分類し、好みのお米を選びやすいように工夫されています。

好みの味わいが分かれば、よりおいしく感じるお米がセレクトできるはず。

実際に食べくらべてみました
実際に食べくらべてみました

実際に食べくらべるとその差がよく分かります。バランスの取れた「いちほまれ」、かろやかであっさりとした「風さやか」、もっちりとした味が特徴の「ミルキークイーン」、ほんのり玄米部分を残した「いちほまれ」の5分づき米、そして「いちほまれ」の玄米の5種類。

もちもち食感のお米や風味の強い玄米は、お米そのものだけでもしっかりと味があるので、おかずがいらないおいしさでした。

使い道によってお米を変えるのもおすすめで、あっさり&やわらかなお米は炊き込みご飯やパエリアなどにもぴったり。もっちり&しっかりした食べごたえのあるお米はおかずを引き立ててくれるそうです。

年に一度の新米のシーズン。自分の好みに合ったお米を見つけてみませんか。

ご飯のおともや豚汁を組み合わせれば、最高のごちそうに
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新米と合わせて楽しむご飯のおとも
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「ごま和え胡麻」
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「たっぷり具材 ピリ辛牛そぼろしぐれ」
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「おおぶり焼きほぐし 紅鮭」
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「アコメヤの豚汁」の飲みくらべも
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おいしい炊き方で炊きあがった新米。炊きたて最高です!
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ご飯のおともや豚汁を組み合わせれば、最高のごちそうに
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「ごま和え胡麻」
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AKOMEYA TOKYOでは「新米祭り」を開催中

新米は全部で20種類以上
新米は全部で20種類以上

AKOMEYA TOKYOでは、2025年11月20日(木)まで「新米祭り」を開催中。今年も全国からおいしい新米が20種類以上ラインナップされています。

売り場では、2合のお米が真空パックされた人気のシリーズがずらり。「もっちり」「あっさり」「やわらか」「しっとり」と、風味ごとに色分けされているので選びやすいのも特徴です。玄米の販売も。少量での販売なので、気軽にお味を試せるのがうれしいですね。

それぞれのお米の特徴や産地など、わかりやすく掲示されているので、より自分好みのお米を見つけられそうです。

種類豊富なご飯のおとも
種類豊富なご飯のおとも

さらに売場には、ふりかけ、佃煮、梅干し、ちりめん――、和洋中、エスニックにいたるまで、ありとあらゆるご飯のおともが揃います。合わせて食べたい汁物にも注目です。おいしい新米がよりおいしくなること間違いなし。

AKOMEYA TOKYO定番商品
AKOMEYA TOKYO定番商品

「あなたに11万回のおいしい輪をお届けします」をブランドコンセプトとしたAKOMEYA TOKYO。まさに11万回(=食卓を囲む回数)のご飯シーンが楽しくなるような、おいしい&うれしいアイテムが勢ぞろいです。

お店にはアコメヤお米コンシェルジュが在籍しているので、より詳しいお米の炊き方や、おすすめの食べ方などを聞くこともできます。

ぜひみなさんも新米がおいしい時期に、AKOMEYA TOKYOに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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