タッチアップ会で発見! 編集部が気になった旬のコスメ8選
文・中嶋茉莉花
たくさんのアイテムが集まった今回のタッチアップ会。2つのキーワードに絞って、おすすめしたい商品をいち早く試してきました。その1つ目が「潤い力」。
年齢肌が気になってくる世代でよく耳にするのが、乾燥に関するお悩みです。夏場は冬に比べるとそんなに気にならないと思っていても、エアコンの効いた室内にいることが多いため、実はお肌が乾きがち。肌を潤いで満たしてくれるコスメを見てみましょう。
“洗う”ことで肌に保水ヴェールを Primavista プレメイクアップ ジェルウォッシュ
ファンデのノリが悪い、ファンデを塗るとむしろ毛穴が目立つ、午後を待たずにヨレてしまう……。すべて加齢のせいと諦めていませんか? そんな人に朗報です。
実は化粧のノリやモチを悪くしているのは、皮脂のベタつきや角栓のザラつき。これらをしっかり落とし、肌表面を保水ヴェールが補ってくれるから、洗顔後のスキンケアの馴染みがよくなり、なめらかな肌に導いてくれます。そのおかげで、化粧ノリもバッチリ。
泡立て不要なジェルタイプだから、忙しい朝にも最適。特に皮脂や毛穴の汚れが気になる、額、小鼻まわりなどは、マッサージするようにしっかりなじませ、水またはぬるま湯でよく洗い流しましょう。ジェルの質感がなめらかだから、摩擦も気になりません。
“パック”でできる攻めの乾燥対策 CAC コルネオパック
珍しい個包装タイプのジェル状パック。洗顔後、水気を軽くふき取ってから顔全体にのばします。気になる部分には重ねて塗りましょう。しばらく時間をおいた後、水かぬるま湯で丁寧にすすぎ、洗い流します。
乾燥や古い角質でくすみがちな肌の保湿ケアにおすすめ。使い続けることで角層にみずみずしさを与え、ハリのあるしっとり肌へ導きます。
2つ目のキーワードは、最近注目の「高機能スキンケア」。
デパコスだけでなく、ドラッグストアで手軽に購入できるものも増えましたよね。この時季、特に気になる紫外線などの外的刺激対策として使えるアイテムをご紹介します。
ピーリングの概念を覆す、新発想の角質ケア ソフィーナ iP 水光ピーリング泡セラム
「素肌に、科学をインストールする。」のスローガンにも表れているように、実力派コスメを展開するソフィーナiP。今回ご紹介したいのは、炭酸泡タイプのふき取りピーリングです。
ピーリングと聞くと、「なんだか刺激が強そう」なんて思いがちですが、なんとこちら“毎日使える”角質ケア商品。塗り広げてふき取るだけだけで、ピーリングとトリートメントをWで叶えてくれる独自処方で、つるんと透明感のある水光肌を手に入れて。
疲れ見えをオフしてくれる私たちの救世主 FRACORA SHINPI セラムマスク
乾燥ストレスや紫外線など、外的刺激によるダメージは意外と自覚しづらく、じわじわと蓄積していくそう。このような状態が続くと、なんだか疲れた印象に。そんな事態を回避してくれるのが、FRACORA SHINPI セラムマスクです。独自開発の成分が角層深くに満たされるため、うるおい、ハリ、ツヤのあふれる肌へ導きます。
日本初の有効成分トリプル処方が話題 pdc DERMA AIDトリプルアクティブショットセラム
2024年の発売以来、「デパコス並みのクオリティで2,000円台とは常軌を逸している」と各所で話題のスキンケアブランド『ダーマエイド』。しわや美白に効果的なナイアシンアミド、シミやそばかすにアプローチするトラネキサム酸、肌荒れを防止するパンテノールの3つの有効成分を配合した日本初の処方という点でも話題になりました。
こちらのブランドから、この秋セラム美容液が登場。こちらには、上記3つの有効成分に加え、コラーゲンやエラスチンの生成を促すペプチドも配合。ジェル状だから、濃密なのに伸びがいい。皮膚の薄い目元にも、ひとなででスーッと浸透します。
実演を交えた最旬メイクセミナーも開催!
会場内では、雑誌や広告で広く活躍するヘアメイクアップアーティストのGeorgeさんのメイクセミナーも開催。出展ブランドからセレクトしたアイテムを使い、「今の時代らしさを意識して顔立ちに立体感を追加するなら」というテーマで、2つのアイデアを教えてくれました。
〈アイデア1〉眉頭の下にハイライトを入れる
使ったのは、TIRTIRのブライトニングスティック。先端のスポンジでポンポンと色を置くようにして、なじませていきます。
明るいトーンのラベンダーを眉下になじませます。
「おでこや頬骨あたり、あごに加え、眉頭の下に入れることで、眉がはっきりと見え、目まわりの凹凸感が生まれ、きりっと見えます」
この形状なら、簡単に毎日のメイクに簡単に取り入れられそうです。
〈アイデア2〉シャドウに黄みを抑えたグレージュ寄りのベージュを入れる
セザンヌのシェーディングは、パレット内すべての色をブラシに含ませます。眉頭の下のくぼみと鼻の側面から小鼻にかけての3点を、三角形にすっとはらうように軽くなぞると、立体的な顔立ちに。
たしかにこれだけではっきりした印象に。ひと工夫加えるだけでずいぶん立体感が増すので、久々にメイクの楽しさを感じる時間でした。
ちょっとハードルの高いシェーディングですが、気軽に購入できる商品だから、すぐにでもチャレンジできそうです。
最後に、会場内で一際盛り上がっていたブースの注目アイテムをご紹介。
こちらでお披露目されたのは、リッププランパーの進化版「ウォーターリズムリッププランパー スパイシーエディション」。日清食品の韓国風甘辛焼きそば「ポックンミョン」とのコラボ商品です。本当に「ポックンミョン」を食べた時のようなピリピリ感がなんとも面白い逸品。プランパー効果もばっちり。ひと塗りでぷっくり唇を叶えてくれます。
世にも珍しいこのリップ。低刺激の従来品に加え、ピリッと刺激が走る「スパイシーピンク」、じんわり火照る感覚の「スパイシーイエロー」と、辛さレベル別に3商品が展開されています。辛さに体制のある人はぜひ「辛いけれどぷっくり」する感覚を体感してみては。
いま人気のコスメから、発売前のものまで、いろんな商品にたっぷり触れた一日。新しいコスメとの出合いって、心躍りますよね。気になったものから、ぜひ手に取ってみてください。
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