ほどよい酸味がさわやか、ゆで野菜のカッテージチーズサラダ【瀬尾幸子さんのレシピ】
どこかホッとする味わいの定番調味料の、飽きのこない楽しみ方を料理家の瀬尾幸子さんに教わります。
自分流のアレンジにもぜひ挑戦して。
自分流のアレンジにもぜひ挑戦して。
撮影・小川朋央 スタイリング・矢口紀子 文・新田草子
ゆで野菜のカッテージチーズサラダ
マヨネーズの和えサラダは、カッテージチーズを加えるとぐっと爽やかに。ほどよい酸味が、かぼちゃなど甘みのある野菜と好相性。「煎って砕いたくるみを加えてもおいしいですよ」
【材料(2人分)】
かぼちゃ 1/8個(200g)
ブロッコリー 1/4個
ハム 2枚(40g)
A[マヨネーズ 大さじ1、カッテージチーズ 1/2カップ、塩小さじ 1/4、オリーブ油 小さじ2]
塩・こしょう 各適量
【作り方】
1.かぼちゃは種を取り、2cm角に切って耐熱容器に入れる。蓋かラップをして柔らかくなるまで電子レンジ(500W)で4分ほど加熱し、冷ます。
2.ブロッコリーは小房に分け、塩少々を加えた湯でさっと茹でて冷まし、大きいものは食べやすく切る。
3.ハムを1cm角に切ってボウルに入れ、1と2、Aを加えて和える。味をみながら塩、こしょうを加える。
どの家の冷蔵庫にも必ずある、マヨネーズにケチャップ、ソース。すぐに味が決まって便利な一方で、いつも同じ使い方になってしまう……という声も。
「意外な調味料を加える、あるいは互いに混ぜ合わせると、新鮮な味わいが楽しめます」
とは、料理家の瀬尾幸子さん。
「マヨネーズは味のまとめ役になり、油分の少ない和食に少しコクを加えたい時にも便利です。ケチャップは、独特の甘さをしょうゆや辛みのある調味料で引き締めて使うと大人風に。凝縮された野菜のうまみがたっぷりのソースも、酸味を加えて“味変”したり、隠し味にもおすすめです」
『クロワッサン』1102号より