パスタや炒め物などに活用できる、干しにんにくの作り方【ビジンサマレシピ】
レシピ提供:中村恭子
様々な料理で活躍するにんにく、でも丸ごと買うとなかなか使い切れない… そんな時は干しにんにくを作ってみてはいかがでしょうか?
しっかり天日干しすることで、ビタミンDが増え、少し億劫に感じられるみじん切りもパリパリっと砕くだけで簡単です。
パスタや炒め物、煮込み料理など、色々なお料理にご活用くださいね。
トマトやナスなども干してから煮込み料理に使うと、味しみがよくとても美味しくなります。(参考: 甘みが凝縮した干し野菜で作るラタトゥイユ )
干しにんにく
〈材料〉作りやすい分量
にんにく 適量
〈作り方〉
〈作り方〉
1. にんにくは1かけずつはがし、皮をむきます。 2mmくらいの厚さにスライスしてざるに並べ、数日〜1週間、天日に干します。
干した初日は香りが強いので、出来るだけ屋外の風下におくこととをお勧めします。
2. 好みの干し加減になったら蓋つきの容器等に入れ保管します。
※しっかり干したものは常温で、少し柔らかさが残る場合は冷凍庫にて保管。
「ビジンサマレシピ」について
信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。
蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。
信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?
中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。