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【キッチン編】開運セラピストが教える「我が家をパワースポットにする」水回り掃除。

夏は、命の源である水の力をとくに意識する季節。
もっとも身近な家の水回りをきれいに保って自分と家族の環境を整え、運気アップを目指そう。開運セラピストの紫月香帆さん がアドバイスします。

イラストレーション・山口正児 構成&文・黒澤 彩

【キッチン】相反する水と火が混在し、気が乱れやすい。

五行のなかで相反する要素である「水」と「火」が両方あるため、ある程度きれいにしていても運気が乱れやすい場所だという。
「なにか悪いことが続いたりしたら、蛇口、排水口、コンロなどを徹底的に掃除するといいですよ。換気扇のように手をつけにくいところはプロに頼んでも構わないので、汚れを放置しないこと」

【キッチン編】開運セラピストが教える「我が家をパワースポットにする」水回り掃除。

(1)生ゴミの臭いを封じ込める。

「目に見えない"気"は、香りによく似ています。お香や好きなアロマはいい気といえますが、悪臭は悪い気そのものということ」。夏はとくに生ゴミの臭いが発生しやすいので、水気をよく切って袋の口をしっかり縛り、悪臭を外に出さないことが大切。

(2)蛇口やシンク、光る場所をピカピカに。

まず、洗い物をシンクに放置しないこと。こまめに洗い、そのついでに蛇口やシンクをさっとひと拭き。これだけでピカピカの状態を保てる。「金運は光るものに引き寄せられます。シンクまわりに水垢がついていると金運を下げてしまうので、気をつけて」

(3)排水口、目皿は毎日掃除する。

パイプの奥まで毎日掃除するわけではなく、ゴミが溜まる目皿とその周りを中心に。「水が通る排水口のぬめりは、いい運気を遠ざけます。毎日掃除していれば、さっと流すだけでいいのですが、ぬめりが気になるときは重曹ペーストを使うとすっきりしますよ」

(4)ウォーターサーバーは南側を避けて。

飲み水であるウォーターサーバーは、置く方角に注意。「キッチンでもリビ
ングでもいいのですが、できれば、部屋の南側を避けて設置しましょう。南の方角と水は相性がよくないのです」。もちろん、タンクのほこりや注ぎ口が汚れているのも運気ダウンに。

「今年と来年は、暦の上でも“水”がテーマとなる星まわり。日常の暮らしの中でも水を意識してみるといいですよ」とは開運セラピストの紫月香帆さん。

見渡してみると、家の中には水にまつわる場所の多いこと。夏はとくに使う頻度が増えるので、カビ、湿気、水垢といった汚れが発生しやすい一方、水しぶきの冷たさが気持ちよく感じられる季節でもある。むだづかいはせず、感謝をしながら水を味方につけることで運気も上向くという。

「自分の身近な環境を整えることは運気アップの基本。どんなに有名なパワースポットに行ったとしても、家の掃除をおろそかにしていたらご利益なんて得られません」

水回りをきれいに保ち、水を使って家じゅうをきれいに。ほんのひと手間で差が出る開運習慣、できることから始めてみよう。

  • 紫月香帆

    紫月香帆 さん (しづき・かほ)

    開運セラピスト

    四柱推命や風水をベースにした開運、鑑定でメディア出演をはじめ幅広く活躍。『神さまが教える風水の教科書』(ナツメ社)など著書多数。

『クロワッサン』1074号より

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