【試して納得】リピーター続出、髪にも肌にも使える敏感肌用全身シャンプー。
撮影・黒川ひろみ 文・板倉ミキコ
世の中のあらゆる物事に対して疑り深く、とりわけ商品の謳い文句には真っ向からファイティングポーズを構えがちな可愛げのない私です。
「余計なものを使わず、品質にこだわって成分を厳選」「これ1本で髪も肌も洗える肌思いの全身シャンプー」。
そんなキャッチコピーが並ぶ、魅力的なシャンプーなのですが、なんでも斜めに見てしまう性格ゆえ「肌への優しさを謳うシャンプーは最近増えているけど、優しいって何を基準に言っているのかしら。こだわりって具体的には何かしら」などと、独りごちる私の顔は、『ムーミン』に出てくるミイのようになっていました。
商品を購入する前に疑問を解消すべくメーカーさんに問い合わせたのですが、いただいた答えが膝を打つ内容でした。
曰く、肌トラブルが起きている肌でも、汚れを放置すればさらに問題が悪化することもある。そこで、とにかく「洗う」ことだけに特化させ、本来肌が持つ自浄作用を化学物質で損なわないよう、肌に負荷をかけない成分だけに厳選した、と。
使われている成分はたった6つ。余計な不純物が入っていない「蒸留水」、低刺激な洗浄成分の「ココイルアラニンTEA」、泡立ちをを補助し、刺激も緩和してくれる「パーム核脂肪酸アミドDEA」、抗菌・防腐作用のある「メチルパラベン」、食品にも使われる保存料の「安息香酸Na」、pH調整に役立ち、収れん作用もある「クエン酸」。
ちなみに、私が数年来愛用している“肌に優しい”自然派シャンプーの成分は、15種類でした。成分が少ないということは、肌に合わないリスクが限りなく減らされるということでもあります。
これは使ってみる価値あり! と早速購入して使い始めたのですが、体を洗った時は肌がしっとりした感じになり、頭皮を洗った時は洗い上がりがさっぱりして気持ちよく感じたのです。
しつこい私はメーカーさんにこの違いの理由を問い合わせたところ、このシャンプーの良さをさらに後押しするお返事をいただきました。
「体の場合は、今まで皮脂膜を落とし過ぎていた可能性があり、洗い上がりがつっぱったり乾燥されていたのでは……。肌本来の状態を維持できたことで、しっとりした状態を保てているのだと思います。
また、頭皮は他の肌に比べて皮脂が多いので、ベタつきが気になる部位。必要な洗浄力で余分な油を落とせたのではないかと……。
肌をニュートラルに保つことを目的にしたシャンプーだからこそ、使う部位の皮脂量によって違いを感じていただけたのだと思います」
HPを拝見すると、商品名のマイナスウォッシュボディシャンプーには、成分を足すのではなく引いていく、という意味が込められ、メーカー代表の方の「アトピーでボロボロになった息子の肌をなんとかしたい」という思いで商品化にいたったのだとか……。
私はこのシャンプーを使い続けることに決めました。(ライター Mikiko)
<商品概要>
■商品名:マイナスウォッシュ 全身シャンプー(500mlボトル 税込3,000円 詰め替え400ml 税込2,500円 )
■販売:クロワッサンの店
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