切干大根のサラダ【腸から温まる、たなかれいこさんのレシピ】
「歳を重ねると体が弱くなるとか、免疫力が落ちると言うけど、そんなの思い込みです」。そう語るたなかれいこさんは、ここ40年間医者知らず。これといって不調もなく、むしろ「いまがいちばん調子いい」状態が毎年続いているとか。どうやらその秘密は食べ方にありそうです。そこで早速、厨房を訪ねることに。楽しそうに調理をするたなかさんの料理には体を冷やさず、腸を温めるための知恵や工夫が詰まっていました。
撮影◦青木和義 文◦葛山あかね
サラダにドレッシングは使いません。
野菜がとれない端境期には乾物を使って
サラダというと生野菜を連想するかもしれませんが、「野菜がとれない端境期には乾物を活用します」。
手軽なのは大根の甘味が凝縮した切干大根。水で戻してキュッと絞ったらオイルや酢、醤油で調味するだけ。好みでルッコラやパセリなどの青物を加えても。
切干大根のサラダ
【材料】作りやすい分量
切干大根 …… 25 g
油揚げ …… 2/3枚
オリーブオイル …… 大さじ1と1/2
バルサミコ酢 …… 大さじ2
醤油 …… 大さじ1/2強(約10cc)
【作り方】
1.切干大根を水で戻し、絞っておく。
2.油揚げはオーブントースターなどでカリッと焼き、横に3等分、幅5mmほどに切っておく。
3.ボウルに1とオリーブオイルを加え、切干大根にオイルを吸わせるように混ぜ合わせる。
4.2の油揚げを加え、バルサミコ酢と醤油を加えたら、その都度混ぜ合わせる。
『Dr.クロワッサン 最新版 免疫力が上がる食べ方』(2020年5月28日発行)より。