揚げずに手軽に。アジのレモン南蛮漬け。【堤人美さんのレシピ】
暑くて湿気の多い今の季節は、酸味の効いたひと皿が体に効きます。美味しく食べてスッキリしよう。
撮影・合田昌弘 スタイリング・矢口紀子 文・松本あかね
だしとレモンがほわっと香る。揚げずに手軽に。
すっぱさの素、クエン酸には唾液や胃液の分泌を活発にして消化を助ける働きが。アジは脂肪が少ない上、ビタミンやミネラルをバランスよく含む優秀食材。
アジのレモン南蛮漬け
【材料(2〜3人分)】
アジ3尾(三枚おろしに)
塩小さじ1/4
小麦粉適量
サラダ油小さじ2
A[だし汁1と1/2カップ、しょうゆ・レモン汁各大さじ3、砂糖大さじ2、赤唐辛子1本(半分にちぎり種を除く)]
玉ねぎ1/4個(50g・繊維を断ち切るように薄切り)
赤パプリカ1/4個(約40g・横に細切り)
レモン1個(薄切り)
【作り方】
1.Aを小鍋に入れて煮立て、バットに移して玉ねぎ、パプリカ、レモンを加える。
2.アジは半分に切って塩をふり、10分ほどおいて出てきた水分を拭き、小麦粉を薄くまぶす。
3.フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、2を皮目から2分ほど焼き、裏返して2分焼く。温かいうちに1の漬け汁につける。冷めたら食べごろ。
『クロワッサン』1047号より