家族が過ごすリビングをスッキリと。プロが教える家事をより楽にするアイデア。
いかに家事を楽にできるかを、整理収納コンサルタントの本多さおりさんと整理収納アドバイザーの水谷妙子さんに聞きました。
撮影・黒川ひろみ 文・板倉みきこ
室内干しやちょっと掛けに対応するバーを設置。
リビングの窓に沿って作り付けた長い木製バー。「賃貸物件に住んでいた時は、物干しスタンドやドアハンガーなどを使っていました。室内干しに便利で、夫の帰宅後、スーツを一時的に掛けておくのにも活用します」(本多さん)
ティッシュを箱ごと吊るすと使い勝手がよく省スペースに。
革小物作家に作ってもらった、吊るせるタイプのティッシュケース。「テーブル下のバーに吊るしたら、テーブルがスッキリ広々。吊るす収納の真骨頂です。子ども用のウェットティッシュは椅子に吊るしています」(本多さん)
バインダーをジャンル別にテープで色分け。容量いっぱいになったら仕分ける。
一時保管分のプリントはバインダーに挟む。
「小学校、保育園など項目ごとに色分けテープを貼り、感覚的にわかるように分類。溢れるほどになったら見直しのタイミング。処分するか、長期保管用の書類棚へ移動します」(水谷さん)
引き出しを1段ずつ抜けば、中身が見やすく出し入れも楽チン。
様々な形状の文房具を入れている半透明のボックスは、引き出しと棚板を半分撤去。
「少し上から中身が見えるから、どこに何が入っているかわかりやすいし、引き出しの上部に隙間ができるので、出し入れも楽です」(水谷さん)
シールの貼り方を替えるだけで1枚ずつ取りやすくなる。
ちょこっと掃除にも使うウェットシートはケースに入れて。
「シールをいったんはがし、縦方向に貼り替えて取り出し口の幅を狭めると1枚ずつ取り出しやすくなるということを夫が発見。プチイライラの解消に役立ちました」(水谷さん)
※写真の商品は全て私物です。現在は売り切れていたり、販売を終了している場合もあります。
『クロワッサン』1040号より