暮らしに役立つ、知恵がある。

 

広告

河童瓜のぽりぽり漬けのレシピ【ビジンサマレシピ】

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。

レシピ提供:中村恭子

河童瓜のぽりぽり漬けのレシピ  

河童瓜のぽりぽり漬けのレシピ【ビジンサマレシピ】

河童瓜という野菜を知っていますか?
蓼科高原の近くにある糸萱地区では河童瓜という信州伝統野菜が作られています。

河童瓜のぽりぽり漬けのレシピ【ビジンサマレシピ】

暑い季節にたくさん採れる河童瓜。生産者の方々に美味しい食べ方を聞いてみると、冷やして味噌をつけて食べることだそうです。

試してみると、なるほど!とても美味しい! 手軽さも気に入って、我が家ではサラダ代わりに冷やした河童瓜に味噌をつけてよく食べています。
が、毎日食べても消費しきれないほど採れるので、そんな時はお漬物に。

ぬか漬け、浅漬け、味噌漬け、どれも美味しいですが今回はお醤油ベースのポリポリとした食感が美味しいレシピをご紹介しましょう。

河童瓜が手に入らない場合はきゅうりでも同様に作ることができますので是非お試しくださいね。   

【材料】

河童瓜 小さめ 2本(きゅうりの場合普通サイズ3本)
人参  20g
生姜 20g 
調味液:醤油、みりん、酒、水 各50cc、塩 少々

赤唐辛子 1本

【作り方】

1.河童瓜は縦半分に切ってから1cm幅にカットする。人参、生姜はそれぞれ千切りにする。
1.河童瓜は縦半分に切ってから1cm幅にカットする。人参、生姜はそれぞれ千切りにする。
2.調味液の材料を鍋に入れて火にかけます。
2.調味液の材料を鍋に入れて火にかけます。
3.煮立ったら1を加え
3.煮立ったら1を加え
4.一煮立ちさせて冷まします。
4.一煮立ちさせて冷まします。
5.漬け汁を漉して3~5の作業を3回繰り返し
5.漬け汁を漉して3~5の作業を3回繰り返し
6.半分に割って種を除いた赤唐辛子を加えて漬け汁ごと一晩おきます。
6.半分に割って種を除いた赤唐辛子を加えて漬け汁ごと一晩おきます。
7.味がしっかりと馴染んだら漬け汁を漉して保存しましょう。
7.味がしっかりと馴染んだら漬け汁を漉して保存しましょう。
1.河童瓜は縦半分に切ってから1cm幅にカットする。人参、生姜はそれぞれ千切りにする。
2.調味液の材料を鍋に入れて火にかけます。
3.煮立ったら1を加え
4.一煮立ちさせて冷まします。
5.漬け汁を漉して3~5の作業を3回繰り返し
6.半分に割って種を除いた赤唐辛子を加えて漬け汁ごと一晩おきます。
7.味がしっかりと馴染んだら漬け汁を漉して保存しましょう。

※冷蔵庫で一週間くらい。冷凍保存する場合は更に汁気をしっかりと絞ってから保存します。
※漉した漬け汁はおひたしの浸し液にしたり玉子とじなどの調味液に使ったりと捨てずに使い切ると無駄が出ません。

●「ビジンサマレシピ」について
信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市…

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。

広告

  1. HOME
  2. 河童瓜のぽりぽり漬けのレシピ【ビジンサマレシピ】

人気ランキング

  • 最 新
  • 週 間
  • 月 間

注目の記事

編集部のイチオシ!

オススメの連載