正しく扱えば快適、長持ち。下着の洗い方と収納法。
毎日使うものだからこそ、何年も自己流の人も多いのでは? きれいに長持ちさせるべく、この機会におさらいを。
撮影・黒川ひろみ イラストレーション・山中玲奈 文・薄葉亜希子
下着は扱い方次第で長持ちもすれば、すぐにくたびれてもしまうもの。形くずれした下着は見た目や着け心地も悪く、着けていると体も疲れてしまう。そのためにまず見直したいのが洗い方。
「洗濯前に必ず取り扱い表示をチェックしましょう。ワイヤー入りや繊細なレースを使った下着は手洗いが基本。ノンワイヤーやショーツは洗濯機で洗えるものもあります」(上沼孝子さん)
さらに干し方、しまい方にもコツがある。ついやってしまうのが、
「干し方を間違えて形くずれを招いている人が多いようです。タンスにめいっぱい詰め込むのも下着を傷める原因に」(川原好恵さん)
やさしく洗い、整えて干し、きれいに収める。一度習慣になれば実に簡単。早速今日から見直してみたい。
いまいちど、洗濯記号のこと。
洗い方
着たその日のうちにやさしく洗うのが基本。
ブラジャーはワイヤーの有無で洗い方が変わるが、どちらの場合も“こまめにやさしく洗う”のを習慣に。できれば下着用洗剤を使い、乾燥機は避け、洗ったらすぐに干す。
「下着は思った以上に汗や皮脂を吸います。3日に1度ゴシゴシ洗うより、着るたびに洗いましょう。力の加減も弱くてすみ、生地を傷めずに長持ちします」(上沼さん)
↓洗い方のポイント
□ 手洗い、またはソフトモードで洗う
□ 脱水は20〜30秒程度で素早く
□ 乾燥機の使用はNG
□ 洗濯後、すぐに干す
[ワイヤー入りブラジャー]
[ノンワイヤーブラジャー]
素材を傷めにくく長持ちさせる、ランジェリー専用の洗剤がおすすめ。
ブラジャー専用の立体的なものを選んで、洗濯ネットを必ず使う。
01 / 03
広告