クローゼットの収納グッズを、スタイリストの大沢早苗さんに教わりました。
暮らしの中で必要な細々したものを収納する、便利でデザインにも優れたグッズを収納の達人に紹介してもらいました。
撮影・森山祐子 文・大澤はつ江
収納グッズの色は白や生成りが基本。空間がすっきり見える。
仕事柄、大沢早苗さんのウォークインクローゼットの中にはたくさんの服がぎっしり収納されているかと思っていたが、意外にも少ない印象だ。
「今は自分に似合うものがだいたいわかるので、以前に比べ冒険はしなくなりました(笑)。8割収納を心がけ、収納グッズは同じメーカーで。色も白、生成りで統一しています。この色ならウエアと喧嘩せず、クローゼット内で邪魔にならないんです。収納場所は人に見せる場所ではありませんが、見苦しくない程度にしておきたい」
そして、収納グッズは服を入れるだけでなく、多目的に使えるものを選んでいる。
「例えばチェストの中の仕切りに使っているイケアのSKUBBスクッブボックスはサイズがいろいろあるので、用途に合わせて使い分けています。大きめのボックスに、選んだ服や小物を入れ、それごとリビングに運び、コーディネイトを考える。こんな使い方もできるので重宝しています」
洗濯ネットを活用すれば、透けて服が見やすい。
ハンガー類を統一すれば見た目もすっきり。
よく使う小物類はハンギングラックに。
小さな仕切りのあるボックスはタイツなどを。
Tシャツなどトップスは色やアイテムで仕分ける。
細々したものはラベル活用で一目瞭然。
『クロワッサン』1018号より
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