インテリアにはなやぎを。イッタラ「アアルトベース」誕生90周年に新たなコレクションが登場
取材・文 神保亜紀子
2026年は、イッタラにとっても「アアルトベース」誕生90周年という記念すべき年。
アアルトの不朽のフォルムとクラフツマンシップに敬意を表した新たなコレクション「Aalto Bubble Vase」が2026年3月4日に発売予定です。
「Aalto Bubble Vase(アアルト バブル ベース)」をデザインしたのは、10年以上にわたりファッション業界でキャリアを積んだ、若きクリエイティブディレクター、ヤンニ・ヴェプサライネン。
伝統的なガラス吹き技法を用いてガラスの表面に繊細なソーダの気泡を閉じ込め、ガラスそのものに命を吹き込む、新たな姿を表現しています。
有機的なアアルトベースのフォルムに、光を受けてきらめくバブルガラスの表情。素材そのものの美しさと、手仕事ならではの揺らぎが際立っています。
発表会が行われたフィンランド大使館の会場では、アアルトベースの歴史やクラフトマンシップを知ることができる特別な展示も。
1936年、建築家・デザイナーであるアルヴァ・アアルトが手がけたガラスのベースのデザインは、当時主流だった装飾的なデザインとは一線を画す、シンプルでありながらダイナミックな有機的なフォルム。翌1937年のパリ万国博覧会で世界的な評価を獲得しました。
ガラス工場からスタートしたイッタラのものづくりの真髄は、こういった歴史からも知ることができます。
さらに、今夏には世界6都市をテーマにしたアニバーサリーコレクション「Aalto City Vase(アアルト シティ ベース)」も数量限定で発売予定。
ヘルシンキ、東京、アムステルダム、コペンハーゲン、ベルリン、ニューヨークの6都市、それぞれがまとう光やリズム、エネルギーから着想を得て、都市ごとの表情を手吹きガラスの技法によって一点ずつ仕上げられたもの。
現代の暮らしにも息づく、アアルトベース。90周年という節目にも注目しながら、ぜひお手に取ってみてください。
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