【ウー・ウェンさん】野菜で水分をたっぷり。私のきれいの秘訣です。

〈連載〉ずっと会いたかった人（35）。来日31年。料理教室24年。著書60冊。私たちに中華料理はこの上なくシンプルと教えてくれた女性の登場。

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撮影・黒川ひろみ　ヘア&メイク・広瀬あつこ　イラストレーション・山本祐布子　文・越川典子

60歳になっても、すっぴんと決めているの。

ウー・ウェンさん●料理家。人をもてなすのもウーさんの元気の秘密。「飲める人は大きい器、下戸の人は小さい器で」。遊び心ある入れ子の酒杯は景徳鎮のアンティーク。

ウー・ウェンさん考案の「ウー・ウェン　パン＋（プラス）」（11,000円税込）を5名様にプレゼント！

炒める、焼く、煮込む、茹でる、蒸す、揚げる、無水煮……と１台７役をこなす、ウーさん考案の深型設計のフライパン。直径24㎝、28㎝の2種類のうち、使いやすいサイズ感の24㎝を5名様にプレゼントします。スチームコントローラー付きのドーム蓋は、ハンドルを軸にしたスタンド式で便利。蒸し料理が簡単にできるスチームトレー付き。ガス台対応です。

↓応募は以下の記事画面から↓

「私の肌、みずみずしいでしょう?」　
いたずらっぽく笑うウー・ウェンさん。

「あと2年で還暦です。驚いちゃいますね。でも、私がこんなにきれいなのは、たっぷりの野菜と10年以上使っているデルメッドのおかげです（笑）」

驚くなかれ。ウーさん、すっぴんである。

「今日は（撮影で）メイクしたけれど、ふだんはすっぴん。若い時から決めていたんです。60歳になっても素顔でいられるように生きようと。その秘密は、水分なの」

左から、デルメッドプレミアムエッセンス、ローション、UVベイス。「ローションの二度づけがいい。シンプルなケアなのに、安心して肌をまかせられます」

北京の家で代々大切にしてきた大皿。鎹（かすがい）という手法で修理して大切にしてきた。NY在住の友人、下條ユリさんの作品を前に。

人をもてなすのもウーさんの元気の秘密。「飲める人は大きい器、下戸の人は小さい器で」。遊び心ある入れ子の酒杯は景徳鎮のアンティーク。

いろいろな地方で焼かれてきた、人の手の温かみのある器が好き。「この色は独特で、現代では出せない色だと思います。素朴でかわいらしい」

水分?　水を飲むことですか?

「いえ、野菜から水分をもらうんです。水やお茶はすぐカラダの外に排出されてしまうけれど、野菜は消化されながら時間をかけてカラダを潤してくれます。中国では夏はきゅうりを持ち歩いて食べる人がいますが、あれは水筒代わり。冬は、きんかんを袋に入れて持ち歩く。のどを潤し、ビタミンも摂れるんですよ」　

今日は、ウーさんが盛夏に食べるパプリカの蒸しものを教えてもらった。

「一日で5色の食材が目安。赤・黄を摂ったら、夜までに緑・黒・白を補う。私の考え方は、食もスキンケアもシンプルです。元気でいれば肌もきれい。いまは、70、80歳でもすっぴん、が目標です」

ビタミンC、カロテンたっぷりのパプリカの蒸しものは夏の朝食の定番。「食事は3食必ず、とも思いません。お腹が空いたら食べる、が基本」

パブリカの蒸し物
1. パプリカ3個（赤・黄・オレンジ）を4つ割りにし、種を取り除く。
2. 黒酢大匙2、醤油大匙2、太白ごま油大匙1を混ぜる。みょうが2本、わけぎ10㎝を小口切りにして加え、混ぜ合わせる。
3. 1を蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で2分、弱火で2分蒸した後、火を止めて10分そのままおく。2の黒酢だれをかける。

ウー・ウェンさん考案の「ウー・ウェン　パン＋（プラス）」（11,000円税込）を5名様にプレゼント！