【後編】川津幸子さんに教わる味の決め手と調理のコツ。
基本的な料理だからこそ、きちんと知っておきたい火加減や水加減や塩梅を料理研究家に聞きました。
撮影・黒澤義教 文・斎藤理子
毎日の食卓やお弁当によく登場する料理こそ、おいしく作りたい。
ハンバーグ、チキンソテー、ゆで卵に続いて、厚焼き卵、酢の物、煮魚、ポテトサラダのコツを教わる。ちょっとした作業ひとつでぐんとおいしくなる。
【厚焼き卵】ふんわり焼き上げるポイントは卵の溶き方。
材料(2人分) 卵3個、A[だし汁¼カップ、砂糖大さじ2、塩小さじ⅓、醤油小さじ¼]、サラダ油少々
【わかめときゅうりの酢の物】水分をしっかり取ることで、見違えるような美味しさに。
材料(2人分) きゅうり1本、塩蔵わかめ15g、かにの身40g、塩小さじ¼、合わせ酢[だし汁・酢各小さじ5、薄口醤油・砂糖各大さじ½、塩少々]、おろし生姜少々
だしがない場合:酢大さじ2、砂糖小さじ1~1½、塩小さじ⅛、醤油小さじ¼を合わせたものでも。
【鯵の梅煮】煮立った煮汁に鯵を入れれば、臭みが出ない。
材料(2人分) 鯵2匹、梅干し(塩分7%)2個、煮汁[水⅓~½カップ、酒¼カップ、砂糖大さじ1、醤油小さじ4]
『クロワッサン』946号より
●川津幸子さん 料理研究家/作る人の視点に立った、簡単に作れて美味しい料理が人気。『100文字レシピ』シリーズ(マガジンハウスほか)など著書多数。
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