【買ってよかったもの】砂糖不使用でもちゃんと甘い、Bocchiのピーナッツペースト <プレーン>。
写真・文 クロワッサンオンライン
前回に引き続き、「中川政七商店」の展示会で出合い、すぐ走って買いにいったものをご紹介。
落花生の名産地、千葉から届くBocchiのピーナッツペーストは、てんさい糖入りの「シュガー」、てんさい糖とクランチ入りの「クランチ」、ピーナッツのみの「プレーン」の3種類。
ピーナッツバターは大好きですが、砂糖が入っていないタイプは未経験。気になって「プレーン」を試食させてもらったところ、その甘みと風味と深いコクに感動。ピーナッツだけで、ちゃんここまで甘くなるんですね。個人的には、砂糖、全然いらないかもしれません。
この甘みとコクにはちゃんと理由がありました。
Bocchiは、房総半島の九十九里浜沿いで代々続くピーナッツ製造・販売会社セガワのブランド。公式サイトによれば、九十九里浜の陽ざし、潮風、砂まじりのミネラル豊富で肥沃な土壌が、落花生に独特の風味を与えてくれるのだとか。
くわえて、契約農家から届いた落花生のうち、ピーナッツペーストに適したものだけを厳選。親子三代にわたって受け継がれてきた職人技で自家焙煎し、なめらかな舌触りになるよう独自の製造レシピで作っているのです。シンプルな材料だけど、作り方は全然シンプルじゃない、大変な過程を経ていてこその美味しさですね。
そのままトーストに塗って食べる以外におすすめの食べ方ありますか? とセガワの方に聞いたところ、今ならいちごと組み合わせるのがおすすめ、とのこと。実はとっても相性がいいんだそうです。
いちごの酸味とピーナッツのコク。確かに絶品の組み合わせ。
クロワッサンの特集記事「おいしいもの好きは、旨いバターを知っている。」で、食のプロたちは無塩バターにその日の気分で好きな塩をかけるのだと知り、「その手があったか!」と膝を打ったものですが、私もこれからはプレーンのピーナッツバターをそのままいただくほかに、その日の気分で、好きなはちみつ、好きなジャム、好きな果物を組み合わせてみよう、と決意したのでありました。(クロワッサンオンライン のぐぽん)
のぐぽん
『クロワッサン オンライン』ディレクター。戦国武将から昭和の名建築まで、ちょっと昔のものにときめきがち。痩せようと思って始めた筋トレなのになんだかガッチリ体型になってきたような…というのが最近の悩み。インターネットと連ドラと猫と旅行が大好きです。
広告