「名もなき家事」の負担感、解決法がありますか?
掃除に洗濯、食事の支度。家事はそれだけではありません。生活に潜む〈名もなき家事〉の大変さに注目が集まるようになっています。その軽減方法を考えました。
撮影・黒川ひろみ 文・三浦天紗子
見える化したり、家事のシステムを工夫。 難易度を下げて効率をアップ。
「家事がつらいと感じるなら、いまの家事のレベルは自分たちのライフスタイルに合っていないのかも。いまやっている家事を一度疑い、忙しさに合わせて減らしたり見直したりしてみましょう」
効率化のコツは、“わざわざ”の手間や時間を省くこと。見える化する、絞り込む、完璧を目指さずハードルを下げるなどです。
見える化する
工夫(1)
ストック管理の目安を明確にし、家族で共有。
工夫(2)
置き場所・捨て場所がはっきり見えるツールを活用。
ハードルを下げる
工夫(1)
見た目よりも掃除しやすさ、管理しやすさを優先する。
工夫(2)
手間いらずのアイテムを活用して、清潔をキープ。
本間朝子(ほんま・あさこ)●知的家事プロデューサー。自身が悩んだ経験から、ムダを省いた「知的家事」を考案。『家事の手間を9割減らせる部屋づくり』ほか著書多数。
『クロワッサン』991号より
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