くらし

【買ってよかったもの】「(鍋は)大は小を兼ねない」。16cmのストウブ。

クロワッサンオンラインの人気記事「買ってよかったもの」連載に、素敵なゲストに登場してもらいます!
今回はフードスタイリストの岡本ゆかこさんが買ってよかった「16cmのストウブ」についてご紹介。

ストウブは大きいサイズを買いがちだけど、あえて、小さめの選択がおすすめ。おかゆ、副菜作りに便利なんです。

料理教室をやっているので、よく受ける質問が

ストウブやル・クルーゼ、最初に買うなら何センチが良いですか?

家族構成や、よく作る料理、もしくはそれで作りたいものによって違うので、ヒアリングしてから答えていますが、はっきり言えることは、鍋に関しては、大は小を兼ねないということ。大きいサイズの鋳物鍋を買って、結局、重くて使わないなんて残念な話、よくありますよね。

私は仕事柄、大きい鍋も持っていますが、一人暮らしで一番重宝しているのがこの16cmのちびっこストウブ。

野菜が不足してるなーと思ったら、適当に菜っ葉を刻んで、鍋に溢れんばかりに入れ、オリーブオイルと塩をパラリ。蓋をして、中火にかける。湯気が漏れてきたら、弱火にして10分もすれば、青菜煮の完成。

水?

入れなくても、野菜の水分で焦げずに、きちんと火が通ります。カサも減るので驚くほど野菜が摂れます。気分でニンニクやハーブを入れたり、そのままテーブルに置いてもさまになるのは、ストウブのいいところ。スープはもちろん副菜作りにはヘビーに使っています。胃が重い時や寒い日には、お粥を炊いたり。

そうそう! サツマイモをホイルに包み、蓋をして、弱火でじっくり焼けば、焼き芋の出来上がり。この鍋の特性でじんわり火が入るので、糖度が高まり、甘くほくほく!

片手でもひょいっと持てるストウブなら、毎日活躍してくれるのです。(フードスタイリスト 岡本ゆかこ)

岡本ゆかこ(おかもと・ゆかこ)●フードスタイリスト・料理家。アフタヌーンティー・ティールームに勤務後、海外の食文化を学びにサンフランシスコへ。キッチンツール会社にて店舗ディレクション・スタイリング・企画を担当。フードコーディネーターアシスタントを経て独立。現在は書籍・雑誌・広告などのフードスタイリングや、メニュー開発、レシピ作成も行う。
http://www.okamoto-yukako.com/

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

人気記事ランキング

  • 最新
  • 週間
  • 月間