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短文でリアルに情報を伝え合う、ツイッターでつぶやこう。

長年のガラケー(フィーチャーフォン)愛用者、山口さん。スマホに替えてからの1カ月半の奮闘ぶりと、使いこなすなかでの生活の変化に密着しました。

撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり 撮影協力・NTTドコモ

(左)おいしいものを食べるのが大好きな山口さん。行く先々の飲食店の写真をツイート。(右)自分が被写体になってツイートに登場することも。「お出かけは着物なので、装いも見てほしくて」
(左)おいしいものを食べるのが大好きな山口さん。行く先々の飲食店の写真をツイート。(右)自分が被写体になってツイートに登場することも。「お出かけは着物なので、装いも見てほしくて」

「では実際に投稿してみましょうか。画面右上の羽根マークをタップすれば、ツイート作成画面が出てきますので、そこに入力。先ほども言いましたが140文字の制限があります。入力し終えたら『ツイート』をタップすれば投稿できますよ」

石川さんのレクチャーを受けつつ、山口さん記念すべき最初の投稿は、
〈ツイッター始めました。初体験なの。ドキドキ♥〉

「これでも小説家のつぶやき?」と自問自答していると、石川さんが、
「デビューの初々しさが出ていていいじゃないですか(笑)。ツイッターには写真も投稿できます。簡単な方法は、先ほどの作成画面でカメラマークをタップするとこれまで山口さんが撮影した写真が出てくるので、投稿したい写真を選んでツイートすればいいんです」

山口家の白い猫・ボニーちゃんは、山口さんにとって恰好の被写体。可愛さのあまり撮影してはツイート。「見てくれる人がいると思うとつい熱中しちゃうの」
山口家の白い猫・ボニーちゃんは、山口さんにとって恰好の被写体。可愛さのあまり撮影してはツイート。「見てくれる人がいると思うとつい熱中しちゃうの」

今度はリベンジ!と山口さん。先ほど自撮りをした写真の中から1枚を選び、文章をつけて投稿。〈この着物は唐花亀甲紋(からはなきっこうもん)という模様です〉
「うふふ、ちょっと自分らしさを発揮してみました。まだ余裕がなくて140字も書けませんけど」
「山口さんの投稿を読んで、『フォロー』してくれた人たちを『フォロワー』と呼びます。反対に自分が他のアカウントを『フォローする』こともできます。ツイッターのホーム画面には、自分がフォローしている人たちのツイートが並ぶんです。読むだけでも楽しいですよ。実は僕もツイッターをやっているので、早速、山口さんをフォローします」
「あら、先生もやっていらしたんですね。私も先生をフォローすれば、フォローし合える関係になるんですね。こうやっていろいろな人とつながっていくって面白いです」

最後に石川さんからこんな話も。
「ツイッターは速報性があるので電車の遅延や災害情報などもわかりますよ。東日本大震災では被災状況や避難所情報の確認、電話がつながりにくい状況での安否確認ツールとしても使われました。ただし有効である反面、匿名で発信できるので、情報の信ぴょう性などは充分に注意して使いたいですね」

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