コラーゲンたっぷりのチキンブロスで、
クスクス、洋風味噌汁も!vol.2
牛肉や豚肉、鶏肉などをコトコト煮込んだ骨ブロス(ボーンスープ)にはコラーゲン、ゼラチンが豊富に含まれ、肌や髪にツヤが出ると評判。さらにカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも摂れるので、欧米の女性たちの間ではスープ代わりに飲まれるほど人気、ニューヨークでは専門店もできているそう。
今回、骨ブロスの作り方や、アレンジ料理を教えてくれたパトリス・ジュリアンさんも、
「フランスの家でも昔は大きな鍋でお母さんたちが作っていました。若さを保つコラーゲンやゼラチンがいっぱい入っていますから、女性にはおすすめです」
基本のチキンブロスの作り方はこちらから。 https://croissant-online.jp/topics/36834/
豆腐、ソーセージ、玄米のブロススープ
材料) 玄米60g 水500㎖ 粗挽きソーセージ100g 木綿豆腐180g 塩少々 オリーブ油大さじ2 チキンブロス350㎖ 醤油大さじ1
下準備 粗挽きソーセージは3㎝ほどの長さに切り、豆腐は一口大に切ってキッチンペーパーで水切りする
1.鍋に玄米を入れて中火にかけ、木べらでかき混ぜて乾煎りする
2.パチパチ音がしたら水を加え、蓋をして20〜25分ゆでる
3.ゆであがったら、ざるに上げて置いておく
4.豆腐は小さく切ってキッチンペーパーで包むと、水切りが簡単。
5.熱したフライパンにオリーブ油をひき、豆腐を崩さないように焼く。
6.5にソーセージを加えて熱し、塩少々で味を調える。
7.6に水を切った玄米を加え、全体を軽く混ぜ合わせる。
8.チキンブロスを注ぎ、醤油を加え、5分ほど煮ると、できあがり。
しめじとミックスビーンズのバター風味の味噌汁。
材料 しめじ100g ミックスビーンズ1缶 チキンブロス250㎖ 味噌大さじ2 バター25g オリーブ油大さじ1
下準備 しめじの石づきを取ってほぐし、
食べやすい大きさにする。
1.フライパンまたは鍋にバターを熱して、しめじをよく炒める。
2.ミックスビーンズを1に加え、中火で炒め合わせる。
3.2にチキンブロスを注ぎ入れる。「このままでもおいしいです」
4.味噌を入れて溶かす。コクと深みのある、洋風の味噌汁に。
5.器に盛り、オリーブ油をたらしていただく。
◎パトリス・ジュリアンさん ライフスタイルデザイナー、料理家/近著は『ライフレシピ フランス流「シンプルで豊かな暮らし」を手に入れる30のレッスン』(講談社)
『クロワッサン』908号(2015年9月10日号)より