老後をどこでどう暮らすかについて【たいっしーとふなっしーのお悩み相談室】
撮影・青木和義 文・嶌 陽子 構成・堀越和幸
「師匠、もし好きな場所に住めるとしたら海派か山派のどっちですかなっし?」
「僕は秩父生まれだから海に憧れがあるんだよね。最近は釣りにもハマってるし、だから海かなあ。海だったら、僕がめちゃくちゃ苦手なヘビも少ないし」
「ふなっしーも今も海のそばの船橋に住んでるし、これからも海派ですなっし。その分、旅は山のある場所へ行きがちなっしな」
「旅先でもヘビには気をつけてね!」
「本当にヘビが苦手なんですなっしな〜」
お悩み
夫も私も60代手前。最近は老後をどこでどう暮らすかについて話すことが増えました。私は昔から一度は長野あたりの山の近くで暮らしたいと思っていました。でも夫は南の海辺で暮らしたいと言います。夫婦で全く噛み合わず、このままだと老後の生活をイメージできません。どうしたらいいと思いますか?(50代・会社役員)
ふなっしー(以下、ふ) この人も海か山で悩んでるなっしな。
たいっしー(以下、た) 夫婦で意見が合わないことはあるだろうね。僕の知り合いの男性も、老後に海辺に家を建てて夫婦で移住しようとしたんだけど、妻が「そんなところに住みたくない」って言い出して、結局いまはひとりで住んでるんだよ。
ふ それは切ないなっしな……。
た そもそも海辺の家も山の家もけっこうメンテナンスが大変だと思うよ。海辺の家は潮風で傷みやすいし、山の家も雑草取りとか虫とか、いろんな対策が必要だし。
ふ 確かに、どっちもそれぞれに手がかかりそうなっしな。
た 最初からここって決めて家を買っちゃったりすると、あとで気が変わるかもしれないから、まずは貸別荘とかで試してみたら? それかキャンピングカーでいろんな土地を巡ってみて、夫婦とも気に入った場所を見つけたらそこに住めばいいと思うよ。
ふ ふなっしーが子ども時代を過ごしたナシスカシティはおすすめなっし。横須賀市に似たところなっしよ。海も山もあって、街もあって、程よいのどかさもあるなっし。一度訪ねてみてほしいなっし!
【たいっしー&ふなっしーにあなたのお悩みぶつけよう!】
採用された方には、ふたりの直筆による“幸せメッセージカード”(卓上サイズ)をセットで差し上げます。
『クロワッサン』1154号より
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