LEDの小さいスタンド──松田美智子の「くらしの歳時記」
古くから伝わる習慣やしつらい、暮らしの知恵。松田美智子さんが取り入れている“歳時記”を紹介します。今回は「LEDの小さいスタンド」。
撮影・鍋島徳恭
調光機能のついたスタイリッシュなテーブルライトが便利です
寒くなってくると、照明が気になります。秋から冬は、室内の照明も暖色が好みです。我が家では寒くなっても、お客様のアペリティフかデザートをテラスで楽しむ事が多いのです。いつもの食卓だけではなく、テラスを使うと、ワンオペでのおもてなしはサーブしたり片付ける時間に余裕ができて、楽できるのも理由の一つです。以前はキャンドルを仕立てていましたが、風が強いと消えますし、なんといっても火が心配。上写真のスタイリッシュな「iGuzzini」の照明器具は、本物のキャンドルの光には負けますが、他の要素を考えると、LEDなのでやはり便利。USBの充電で一晩はゆうに持ちますし、安全、コスパよし。そして光が作る雰囲気の演出は室内外問わず私には必要です。部屋の照明を暗くして、スタンドの照明にするだけで気持ちが落ち着き、クリアーなマインドを保つ事ができますし、良いアイディアが浮かぶ事もあるのですよ!
安価なキャンドル型からお試しください
ネットで「LED キャンドルスタンド」と検索してみてください。さまざまな種類が出てきます。リモートコントローラー付きの物もあります。細長いキャンドル型から小さいサイズまで。迷います! 私のおすすめは少し太めのキャンドル型、色は白。中心の芯が動く物。暗い所でしたら、1メートル離れると、本物のキャンドル?と見間違えるくらいです。真ん中の芯があたかも火がついているように、揺れるのです。
『クロワッサン』1153号より
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