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シルクを身にまとい、少しでも心地よく。「私が買ってよかったもの」──森 祐子さんの場合

編集記者、アパレルブランドのPRを経て、現在ブランドコミュニケーション、編集としてフリーランスで活躍する森 祐子(もり・ゆうこ)さん。彼女がおすすめする、夏を快適に楽しく乗り切るために買ってよかったもの。クロワッサンの太鼓判、本誌1144号「夏の買ってよかったもの」より。

撮影・相馬ミナ 文・長谷川未緒

森 祐子(もり・ゆうこ)さん ブランドコミュニケーション、編集。編集記者、アパレルブランドのPRを経てフリーランスに。ファッションやアート、ライフスタイルなど、ものづくりの背景を伝えるコミュニケーションや編集を手がける。
森 祐子(もり・ゆうこ)さん ブランドコミュニケーション、編集。編集記者、アパレルブランドのPRを経てフリーランスに。ファッションやアート、ライフスタイルなど、ものづくりの背景を伝えるコミュニケーションや編集を手がける。

「知恵や便利グッズで暑さをしのぐような賢いことはできず……。たとえば夏は涼やかなガラス製品を多く使ったり、汗をかいても不快感がなく、乾きやすいシルクを身につけたりして、気分を変えている気がします」

と語るのは、フリーランスのPRとして活躍する森祐子さんだ。この日着用していた〈uryya〉のシャツとパンツはインドの手織りシルク製。スタンダードながら洗練されたデザインや、家で洗えるところなどが気に入っている。チャームのつぼみのようなデザインに惹かれた〈R.ALAGAN〉のチョーカーも、コードがシルクで質感が大人っぽく、肌当たりが快適だ。

「計画性を持った買い物は少なく、素敵なものとは偶然出合いますね。作り手や商品のストーリーに魅力を感じたものを求めることが多く、買ったらすぐ、日々使い、できるだけ手放さず、長く使い続けています」

森さんが買ったもの

シルクを身にまとい、少しでも心地よく。「私が買ってよかったもの」──森 祐子さんの場合

Anne et Valentinのサングラス

日差しが強い季節の必需品としてフランスのブランドを愛用。フレームがネイビーでテンプルがピンクと個性的なデザイン。「どんな服にも合う。遊び心があり、これをかければ暑くてもご機嫌でいられます」

シルクを身にまとい、少しでも心地よく。「私が買ってよかったもの」──森 祐子さんの場合

山野アンダーソン陽子さんのピッチャーとグラス

夏の食卓を涼しく彩ってくれるガラスの器。こちらは朝食に飲む牛乳を入れて使うことが多いそう。「手吹きで作られたクリアガラスの透明な美しさ、ナチュラルだけど凛として力強い佇まいが好みです」

シルクを身にまとい、少しでも心地よく。「私が買ってよかったもの」──森 祐子さんの場合

エフスタイルのシナ布の手さげ袋

シナの木の皮の繊維から織りあげたシナ布製のバッグ。穀物などを入れるために作られたねじり袋の形。「これは布のようにぺちゃんこになり、しなやかで、どんな荷物も入れやすい。とにかく丈夫で、長年使っています」

『クロワッサン』1144号より

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