横浜赤レンガ倉庫にオーダーメイドフレグランスの専門店がオープン
撮影・文 岡のぞみ
赤レンガの中で、自分だけの香りと出合う
「マイオンリーフレグランス横浜店」がオープンしたのは、歴史を感じさせるレンガ造りの壁に囲まれた一角。店内は、木目と真鍮の素材を基調とした上品な内装。明治・大正時代の雰囲気を残す建物の趣と、シンプルで洗練された店舗デザインが調和し、時間がゆっくりと流れるような落ち着いた空間が広がっています。
横浜店限定フレグランス「Brick Époque(ブリック・エポック)」
店舗には季節やテーマに応じて選ばれた数十種類のフレグランスがずらりと並んでいます。「ライチウーロン」「森林浴」など、ユニークな名前も多く、ひとつひとつの香りが物語を携えているよう。気に入ったものがあれば、既存のフレグランスを購入することも可能です。
横浜店のオープンにあわせて登場したのが、店舗限定のフレグランス「Brick Époque(ブリック・エポック)」。名前には「レンガの時代」という意味が込められています。海辺の風景や倉庫建築の素材から着想を得ており、海風や鉄、木材、古書の香りがやわらかく調和しています。
一人ひとりの「今」を閉じ込める、オーダーメイドの香りづくり
オーダーメイドのフレグランスづくりは、香り選びから。数ある香りの中からベースとなるものを2〜3種類をチョイス。プラス500円でアクセントフレグランスを追加することもできます。横浜店と成田空港店限定で、アクセントフレグランス「約束」と「海の果実」が用意されています。どちらも港町横浜に合う爽やかな香り。
先入観が入らないように、選ぶ香りは名前ではなく番号で記されています。香りの選定が終わったあと、はじめてアドバイザーがその香りの特徴を説明してくれるのです。
嗅覚をリセットするためのコーヒー豆も置かれており、丁寧に時間をかけながら選べるのも魅力のひとつ。
目の前で調合、世界にひとつだけの仕上がりに
香りが決まったら、アドバイザーが目の前で調合を行います。わずか一滴で印象が変わる繊細な世界。気に入るまで何度でも調整が可能なので、自分らしいバランスを見つけていきます。最後に香りに名前をつけ、その名を記したラベルを貼って完成。フォントも4種類から選べるので、仕上がりは“世界にひとつだけ”のもの。
旅先で、その時の気分を表す香りを作ったり、誕生日や記念日など節目のタイミングでつくる人も多いそう。「今」の感情や記憶を香りに託してみては。
MY ONLY FRAGRANCE 横浜店
住所:神奈川県横浜市中区新港1丁目1番 横浜赤レンガ倉庫2号館2階
営業時間:11時~20時
定休日:施設に準ずる
アクセス:みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分
オーダーメイド料金:50ml 6,500円、100ml 8,000円
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