大人のプチ移住&学びでマルタへ! 私が海外でおにぎりを結ぶ理由(アクティビティ編)
50代からのプチ移住と学びに挑戦中のライター・坪井由美子さん。地中海の楽園「マルタ共和国」への移住で困ったこと、役立ったこと、嬉しかったことを綴ります。今回は語学学校でのアクティビティ編。
文と写真・坪井由美子
マルタの大家族
クラスメイトとは学校以外でも多くの時間を共にしました。
授業の後も毎晩のように集まって飲んだりしゃべったり踊ったり。とはいっても贅沢はできないのでレストランやバーには行かず、ビールやお菓子を買って海辺でわいわいやるのが常。ポンコツ英語同士でも不思議と分かりあえるのです。
時にはほかの学校の生徒や誰かの家族が加わったりして大グループになることも。ラテン特有の文化なのでしょうか、誰でもウェルカムという感じで何でも分け合って一緒に楽しみ、「みんな家族だよ」とさらっといえる彼らから、多くのことを学んだ気がします。
自分も家族の一員として居場所があることに、私は深い安心感と幸せを感じていました。
英語が上達したかどうかはさておき、海外で励まし合える仲間たちに出会えたのは語学学校に通ったおかげ。学生になってみたことで世界がうんと広がりました。
最後にわたしからの読者の皆さまへ、「大人のプチ移住と学び」でアクティビティを楽しむための3つのアドバイスを贈ります。
1. アクティビティは英語上達のチャンス、積極的に参加して思い出を作りましょう。
2. 食で異文化交流、おにぎりと巻き寿司は間違いないメニュー。
3. 知らない土地でも、学生になってみると自分の居場所を作ることができます。
マルタ生活を終えた私は、プチ移住第2弾となる韓国留学を決行しました。これが想定外に大変で、韓流ドラマにもできそうなエピソードがてんこもり。また機会があればお伝えできたらと思います。
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