大人のプチ移住&学びでマルタへ! 私が海外でおにぎりを結ぶ理由(アクティビティ編)
50代からのプチ移住と学びに挑戦中のライター・坪井由美子さん。地中海の楽園「マルタ共和国」への移住で困ったこと、役立ったこと、嬉しかったことを綴ります。今回は語学学校でのアクティビティ編。
文と写真・坪井由美子
ゴゾ島の一日ツアーも忘れられない思い出です。マルタ島の北端からフェリーで約25分でアクセスできるゴゾ島は、要塞チタデルを中心に奇跡の教会と言われるタ・ピーヌ教会や、赤い砂のビーチで有名なラムラ湾など、見どころや絶景ポイントが点在する魅力いっぱいの島。個人では行きにくい場所も専用バスなら効率的にまわることができます。
クラスメイトとの初めての遠出にうきうきの私は、はりきっておにぎりと唐揚げをどっさり作って持っていきました。みんな初めての味に感激しながら食べてくれて、あっという間に完売。おにぎりは海外でよくふるまうのですが、世界共通で喜ばれる間違いない一品です。
食で異文化交流!日本&コロンビア編
おにぎりでみんなの胃袋をつかんだ私は、ライフワークとしている「食で異文化交流」活動を推進すべくお料理会を開くことに。メニューはコロンビアのソウルフード、アレパスと日本代表メニューの巻き寿司。
こんなこともあろうかと持ってきた巻きすが役に立ちました。みんな初めてとは思えないほど上手にできて大盛り上がり。「自分で寿司が作れるなんてすごい!」と喜んでくれてほくほくとした気持ちになりました。
アレパスはトウモロコシ粉で作る薄焼きパンで、コロンビアをはじめ南米では朝食やおやつ、夕食にも食べられるそう。
今回はハムとチーズを中に挟んで、ミートソースと一緒にいただきました。おなかいっぱいになった後は誰からともなく踊り出し、気が付けばダンスパーティに。遠い未知の国だったコロンビアを、今ではとても身近に感じています。
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