【NHKテキスト】新しい学びが自信に繋がる。50代からの英語学習のすすめ
撮影・中島慶子 文・野沢愛也子
日々をアクティブに過ごすイラストレーターの松尾たいこさんは、近年、英会話習得に取り組んでいる。
「もともと自分ができないことや知らないことを知りたいと思う好奇心が旺盛なタイプ。いつかネイティブのようになりたい……と、ぼんやり思い描いていた夢を夢のまま終わらせたくなくて、55歳を過ぎてから一念発起、英語の勉強を始めました」
毎朝6時半に起き、愛犬の散歩をした後の30分間が彼女の学習時間。かつてはマンツーマンのオンライン英会話を受講したり、英語の学習参考書もかなりの数に目を通してきた勉強家だ。
「昨年からはNHKテキスト講座の『ラジオ英会話』も始めたのですが、まだまだいざという時に会話でパッと使えない自分の弱点に気づいたんです。元が中学生レベルの英語力だったので、文法をおさらいしながらもっと身近な会話ができるようになりたいと思って『中学生の基礎英語 レベル2』を使い始めたら、これがピッタリ! 無理をしすぎず今の自分に合ったレベルだと、“これ分かる!” という成功体験が積み重なって楽しく続けやすいです」
NHKテキストはレベルやゴールに応じて種類が多様。専門家監修のもと、質の良い学びを提供している。
「もともとNHK Eテレの英語番組もよく見ていて、講師の先生の声と教え方がとても好きだなと感じていました。この教材を手に取ったのも、優しそうな先生の声で勉強できるなら! という単純な理由から。1回1テーマで要点も分かりやすいし、何度も音読を繰り返してくれるのがいいんですよね。例文の音読も『次はもう少し不安そうな声で』とか『toの後を強く発音して』と合いの手を入れてくれたり、一緒に学習しているような安心感もあります。ストーリーパートの会話から普段使えそうなスマートな相槌なども身についています。目標は、自分の個展に来てくれる外国人に英語で話しかけること。言語の壁を超えて直接作品の感想を聞けたらどんなにうれしいか。引き続き毎日の学習を続けていきたいです」
NHKテキストで、楽しく長く英語学習が定着
小学生レベルからビジネス英語まで、文法重視の講座から日常会話まで、レベルや目的に合わせて8種類を展開。「NHK Eテレ」や「NHKラジオ第2」などでの毎日の放送とリンクしているため、学びを習慣化しやすいのも特徴。
『クロワッサン』1138号より