つり人社 代表取締役社長・山根和明さんが手みやげに推薦!「ヤッホーブルーイングの眠れるししし 熟睡セット」
撮影・青木和義 文・辻さゆり
味、香り、包装全てが格別の熟成ビール
釣りに関する雑誌や書籍を発行している、つり人社社長の山根和明さんお薦めの手みやげは、「ヤッホーブルーイング」の「眠れるししし 熟睡セット」。いわゆる一般的なビールの概念とはかなり異なる特徴を持つクラフトビールだ。
「最初に知人からいただいた時、まず驚いたのは『眠れるしししは熟成中です。静かに扉を開けてください』と書かれたオリジナルの段ボールが使われていたこと。それを開けると、重厚な扉が描かれた化粧箱が入っている。出版社にいるから紙の質もわかるのですが、いい紙を使った凝った造りで、すごいなあ、と」
化粧箱を開けると、獅子がデザインされたビールが2缶。「眠れるししし解体寝書」という、商品の詳細が書かれたリーフレットも同梱されていて、実に遊び心に富んだ仕様となっている。
「個人で飲むには値段が高いけれど、手みやげとしてはちょうどいい価格。『1本は飲んで1本は冷蔵庫で熟成してください』と書いてあったので、今、1本熟成させていますが、冷蔵庫を開けると缶に描かれた獅子と目が合うんです(笑)。そのたびに『これは○○さんからもらったビールだ』って思い出させてくれる。手みやげには特別感が必要だと思うので、ありきたりでないところもいいですね」
「眠れるししし」は麦芽を通常のビールの1.8倍使用し、半年以上熟成に時間をかけた「バーレイワイン」と呼ばれる種類のクラフトビールだ。缶を開けるとふくよかな香りが漂い、味わいも重厚。缶の中でも熟成が進むため、ワインのように熟成させて味の違いを楽しむことができる。
では、釣りの専門家である山根さん、このビールに合う魚とは?
「秋に脂がのる太刀魚ですね。東京湾の釣りたてのものはすごくおいしいんです。表面をバーナーで炙ると香ばしさが加わり、深い香りのビールに合うと思います」
ヤッホーブルーイング
長野県軽井沢町長倉2148
TEL.0120・28・4747
数量限定で、通販および一部の小売店で販売。
https://yonasato.com/ec/set/nemurerushishishi/
『クロワッサン』1127号より