苦手なものを手みやげにもらった時は、はっきり言ったほうがいいのでしょうか——林家たい平師匠とふなっしーのお悩み相談室
カジュアルなコンプレックスから人知れぬお悩みまで、ふだんなかなか人に話せないあなたの秘めたる思いに、たいっしーこと林家たい平師匠とふなっしーが答えます。
撮影・青木和義 文・嶌 陽子 構成・堀越和幸
お悩み
毎年お歳暮に上等なお魚の粕漬けを贈ってくださる方がいて、もう数年続いています。でも実は我が家は夫も私も粕漬けが大の苦手なんです。ほかにも、夫婦ともあまり食べないクッキーを手土産に持ってきてくださる方がいたり。おすそ分けできるような相手もそんなに多くいません。こういう時は「苦手です」ってはっきり言ったほうがいいのでしょうか。(60代・専業主婦)
たいっしー(以下、た) そういえば海老名のおかみさん(海老名香葉子さん)はよく「うちではクッキーは誰も食べないから持ってこなくていいよ」って言ってたなあ。
ふなっしー(以下、ふ) はっきり言ってくれたほうがいいこともあるなっしな。でもなかなか言えない間柄ってことも多いと思いますなっし。
た この人の気持ちは分かるなあ。特に生ものって賞味期限との闘いだから、気持ちはありがたいけど管理が大変なんだよ。
ふ 師匠も日頃からそういう機会が多そうですものなっしな。
た お菓子なんかは寄席の楽屋に持って行って配ってる。食べきれない生ものや飲みきれないお酒は、よく行きつけの飲み屋に持って行くよ。お店の人もお客さんに出せるって喜んでくれるしね。この人も2〜3軒の飲食店と親しくなって、そこに差し入れするといいのかも。
ふ それはいいアイデアなっし!自分が贈る場合も、日持ちするものとか、なるべく相手の負担にならないものを選びたいものなっしな〜。
【たいっしー&ふなっしーにあなたのお悩みぶつけよう!】
『クロワッサン』1136号より
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