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清める、整える、新調する。新しい年のために、みつまともこさんがしていること

運を開くためには何をしたらいい? ハッピーオーラを纏う人の、年末年始そして毎日のTO DO LISTをご紹介。

撮影・黒川ひろみ、徳永 彩、熊本きみゆき 構成&文・中嶋茉莉花

「普段から不要なものをなるべく手放し、飾りの映える空間作りを目指しています」とみつまともこさん。新年には、手作りの飾りを目につきやすい壁にかけ、気持ちを切り替えるのだそう。

「松や菊、赤い花材、和紙や金や黄の色紙、色糸を使ったりして、華やかにしつらえます。既製品もいろいろありますが、少々手間をかけて準備を進めることで、新年に向けて気持ちも整っていく気がします。飾るのは末広がりで縁起がいいとされる28日に。外すのは松の内の最終日、1月7日に」

日常的にこまめな掃除を心がけ、大掃除はしないというが、「スス払いの意味で、拭き上げ掃除はします。特に気の出入り口でもある玄関は念入りに。それだけで神聖な気持ちになれます」

清める、整える、新調する。新しい年のために、みつまともこさんがしていること

 正月飾りを手作りし、 目につく場所に飾る。

「クリスマスの飾りに使った余りを生かすこともあるくらいで、手に入りやすい材料で作っています。今年は細葉のユーカリと稲穂の組み合わせで。輪飾りや水引、南天の実を加えて、ワイヤーやゴムでまとめたら、出来上がりです」
「クリスマスの飾りに使った余りを生かすこともあるくらいで、手に入りやすい材料で作っています。今年は細葉のユーカリと稲穂の組み合わせで。輪飾りや水引、南天の実を加えて、ワイヤーやゴムでまとめたら、出来上がりです」

 洗剤を使って玄関を 隅々まで拭き上げる。

着なくなった衣類を切り、ウエスとして瓶にストック。「希釈した洗剤の〈激落ちくん〉をふくませたウエスで『きれいになあれ』と念じながら、ていねいに拭いていきます。日ごろからマメに乾拭きしているところでも、ピカピカになると、新たな年が始まるのだと身が引き締まる思いがします」
着なくなった衣類を切り、ウエスとして瓶にストック。「希釈した洗剤の〈激落ちくん〉をふくませたウエスで『きれいになあれ』と念じながら、ていねいに拭いていきます。日ごろからマメに乾拭きしているところでも、ピカピカになると、新たな年が始まるのだと身が引き締まる思いがします」
  • みつまともこ

    みつまともこ さん (みつま・ともこ)

    インテリアスタイリスト

    ディスプレイデザインや撮影スタイリングなどを手がける。著書に『小さなスペースではじめる 飾る暮らしの作り方』(翔泳社)など。インスタグラム:@mitsumatomoko

『クロワッサン』1132号より

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