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【チキンカチャトラ】川津幸子さんの片づけも楽々、大満足のワンプレート

丼やお皿にごはんなどをよそい、煮込みをかければ 1食分が完成。調理や片づけの手間を省きつつ、見栄えよくおいしく仕上げるコツを教わりました。

撮影・黒川ひろみ スタイリング・矢口紀子 構成&文・板倉みきこ

ひとりでパパッと食べたいときや、家族の夜食にも大いに役立つ、手軽で便利な煮込みのワンプレート仕立て。

「省略できる段取りは大胆に引き算していますが、味に関わる部分は絶対死守(笑)。肉の旨みをしっかり出すために煮込む前に焼きつけるとか、調味料の使い方など、レシピに書かれていることは、ぜひ省略せずに行ってもらえたら」(川津幸子さん)

「さっと作ってすぐ食べてもいいですが、冷めてから温め直すとさらにおいしいんです。だから、今日はごはんにかけて、翌日はパスタに、などと組み合わせを変えて楽しんでもいいのでは」

イタリアの郷土料理を手軽に

チキンカチャトラ
チキンカチャトラ

カチャトラとは猟師風料理のこと。同じ鶏肉でも、違う部位を使っているので味わい豊かになる。

材料(2人分)
鶏もも肉 200g
鶏スペアリブ 150g
にんにく 1かけ
赤唐辛子 1本
A[ローズマリー 1枝、水 1カップ、顆粒鶏スープの素 小さじ1]
白ワイン酢 大さじ2
白ワイン 大さじ5
オリーブ油 大さじ1
小麦粉、塩、こしょう、ごはん、バター 各適量

作り方
1. 鶏もも肉は4cm角に切り、スペアリブとともに、塩、こしょうをふって小麦粉を薄くまぶす。
2. にんにくはつぶし、赤唐辛子は種を除く。
3. 鍋にオリーブ油を熱して1の肉を入れ、途中でにんにく、赤唐辛子を加えて、全体を香ばしく焼く。
4. 油が多いようならペーパータオルで吸い取ってから、白ワイン酢を加えて強火で煮詰め、汁気がなくなったら、白ワインも加えて煮詰める。Aを加え、アクを取ったら、軽く塩、こしょうをふり、落とし蓋をして弱火で20分煮込む。熱いごはんにバター、こしょうを混ぜた簡単バターライスと合わせる。

  • 川津幸子

    川津幸子 さん (かわつ・ゆきこ)

    料理家

    元編集者ゆえの客観的視点を今も忘れずに、日常に作りやすく、味がブレないレシピを提案。著書『100文字レシピ』シリーズはロングセラー。

『クロワッサン』1129号より

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