【豆腐とゆばのあんかけ】川津幸子さんの片づけも楽々、大満足のワンプレート
丼やお皿にごはんなどをよそい、煮込みをかければ 1食分が完成。調理や片づけの手間を省きつつ、見栄えよくおいしく仕上げるコツを教わりました。
撮影・黒川ひろみ スタイリング・矢口紀子 構成&文・板倉みきこ
ひとりでパパッと食べたいときや、家族の夜食にも大いに役立つ、手軽で便利な煮込みのワンプレート仕立て。
「省略できる段取りは大胆に引き算していますが、味に関わる部分は絶対死守(笑)。肉の旨みをしっかり出すために煮込む前に焼きつけるとか、調味料の使い方など、レシピに書かれていることは、ぜひ省略せずに行ってもらえたら」(川津幸子さん)
「さっと作ってすぐ食べてもいいですが、冷めてから温め直すとさらにおいしいんです。だから、今日はごはんにかけて、翌日はパスタに、などと組み合わせを変えて楽しんでもいいのでは」
滋味深い精進料理に胃腸も喜ぶ
生湯葉ではなく乾燥湯葉を使うことで、豆腐とは違う食感を楽しめる。あんとごはんがよく合う。
材料(2人分)
豆腐 1/3〜1/2丁
干しゆば 2枚
煮汁[だし汁 1カップ、みりん・薄口しょうゆ 各大さじ2、濃口しょうゆ 小さじ1〜2]
片栗粉 小さじ2
しょうが 1/2かけ
ごはん 適量
作り方
1. 豆腐は1cm角に切る。
2. 干しゆばはさっと熱湯をかけて柔らかくしてから、1cm幅で5cm長さに切る。
3. 鍋に煮汁の材料を煮立て、豆腐、ゆばを入れて煮、豆腐が温まったら、倍量の水で溶いた片栗粉でとろみをつける。器に盛ったごはんにかけ、おろししょうがをのせる。
『クロワッサン』1129号より
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