旨みが詰まった缶詰食材は料理の出汁にもなる——いわしの和風パスタ
いわしの旨みが溶け込んだ蒲焼きのタレを味付けに使いたい。いわしの独特な臭みが苦手な人は、酒やねぎ、生姜などを加えよう。味をまろやかに整えるお酢を使ってもいい。
撮影・黒川ひろみ スタイリング・矢口紀子 構成&文・板倉みきこ
香ばしい風味のタレがいわしの蒲焼きの最大の魅力
材料(1人分)
いわしのかば焼き缶 1缶
スパゲティ(1.6mm)80g
小松菜 1株(40g)
長ねぎ 10g
生姜 1/2かけ
A[水 1カップ 塩 ひとつまみ 酒 大さじ1]
B[練りからし 小さじ1/2 水 小さじ1]
オリーブオイル 小さじ1
作り方
1. 長ねぎは粗みじん切り、生姜はみじん切りにする。小松菜は2cm長さに切る。
2. フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、長ねぎ、生姜を入れ、香りが出たらいわしのかば焼きを汁ごと加え、粗くほぐす。A、半分に折ったスパゲティを加え、スパゲティを軽く混ぜて蓋をし、袋の表示より1分短く煮る。小松菜の茎を加えて1分煮る。
3. 汁気があれば飛ばして、小松菜の葉を加え、さっと炒めて火を止め、混ぜ合わせたBを加え合わせる。
『クロワッサン』1129号より
広告