永久保存版!プロ直伝の基本ワザを習得、お風呂掃除の虎の巻。
汚れを溜めてしまうから重労働になるお風呂は、一度徹底的にきれいにしてみよう。そのためのワザと維持法をここに。
撮影・青木和義 イラストレーション・浅妻健司 構成&文・堀越和幸
毎日使って、目にしているのに気がつくと、えっ?というような汚れが溜まっているのがお風呂。今回、掃除の基本を教えてくれた〈ダスキン〉の南野真由さんは、7年間家事代行に携わってきたエキスパートだ。
「シャワーで立って洗うことが多いか、椅子にかけて洗うか、あるいは家族構成などによっても、お風呂の汚れ方はその家々で微妙に変わります」
立って洗う人は壁の高いところや天井にもしぶきが跳ねやすい。
「それが水アカになって、しかも気づいていないという人は案外多い」
目に見える黒カビとまではいかないまでも不衛生だし、お風呂の印象も暗く曇った感じになる。
「どんなところにどんな汚れが溜まるのかを理解して、それを何で落とすのがベストか、ということがわかってしまえばお風呂掃除はそれほど重労働にはなりません」
まずは、我が家のお風呂を総点検、プロのワザで一度すみずみまでをきれいにしてみよう!
汚れの溜まりやすい場所や種類を理解して、最適解の方法で掃除する。
やってきたのは〈ダスキン〉の研修センターのお風呂。ダスキンの家事代行スタッフは、新人時代にこの施設でいろいろワザを学ぶ。
「道具は特別なものを使いません(下写真)。どの家庭にもある、ワイパーや中性洗剤、カビ取り剤などです」
狙うべき場所は下イラストのA〜Gが基本。各々の汚れの落とし方を、写真の手順で実践してみよう。1〜2時間ほど集中して手をかければ、我が家のお風呂がピカピカに甦る。
「一度きれいにしたら、あとは毎回使いながらその状態をキープするちょっとしたコツというのもありますので、後ほどご紹介しますね」
〈使用した道具〉
01 / 03
広告