鶏もも肉の塩麹レモン漬けの保存術とアレンジ術【大庭英子さんのレシピ】
簡単な下ごしらえをして冷凍・冷蔵するだけの保存術を紹介。寝かせておく時間を味方につければ、毎日の料理がぐんとおいしく、ラクに進化します。
撮影・青木和義 文・小笠原章子
鶏もも肉の塩麹レモン漬け
筋の多いもも肉は、塩麹に漬けると肉の繊維がほぐれて柔らかな食感に。ぎゅっと搾ったレモンの香りで後味さっぱり。豚ロース肉などでも。
【材料(2人分)】
鶏もも肉(大)1枚(360g)
塩麹 60g
にんにく(薄切り)1かけ分
こしょう 少々
レモン(半月切り)8枚
【作り方】
1.鶏肉は6等分に切る。
2.冷凍用保存袋に1、塩麹、にんにく、こしょうを入れ、レモンを搾りながら入れる。袋の外からもみ込む。
3.袋の余分な空気を抜いて平らにし、口をとじる。冷蔵庫または冷凍庫で保存する。
⚫︎保存期間
冷蔵庫で1~2日、冷凍庫で1カ月
↓
レモンチキンソテー
中までしっかり味がしみているから、じっくり焼くだけでジューシーなごちそうに。広がる塩麹のうまみとレモンの香りがたまらない。
【材料(2人分)】
鶏もも肉の塩麹レモン漬け(大)1枚分
かぼちゃ 200g
オリーブ油 大さじ1
【作り方】
1.鶏肉は冷蔵庫から出して30分ほどおき、室温に戻す。冷凍の場合は、冷蔵庫に4~5時間おいて解凍する。
2.かぼちゃは種を除き、1cm厚さに切り、長いものは半分に切る。
3.フライパンにオリーブ油を熱して2を入れ、ふたをして弱火で4~5分蒸し焼きにする。中火にして焼き目がついたら取り出す。
4.フライパンを洗って水気を拭き、鶏肉を皮目を下にして入れる。弱めの中火で3分ほど焼き、色づいたら裏返してふたをし、3~4分蒸し焼きにする。器に盛り、かぼちゃを添える。
『クロワッサン』1119号より
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