タレントの麻木久仁子さんは、娘が独立しライフステージが変わったことで、冷蔵庫の使い方にも変化が起こった。
「子育てと仕事に追われていた時は、時短が目的。悩まないよう定番食材が多く、セール品をまとめ買いしたりとけっこうな量が冷蔵庫に……。お弁当や普段の食事にすぐ使えるよう、様々なおかずを作り置きして冷凍していました。今はその日に食べたいものを作れるから、作り置きもなく、冷蔵庫内の食材の種類や量が全く変わりましたね」
ただ、昔も今も冷蔵庫の収納に求めるのは、合理的で効率がいいこと。
「一人だと食材を使い切れないことが多いので、ロスをなくすのが目下最大の目的。容器や仕切りを使って、どこに何があるか一目で分かるよう視認性を高めています。食材は最小限の手間で、多彩な料理に展開しやすいようにし、野菜は保存法を工夫して鮮度を保ち、無駄が出ないようにしています」
麻木さんのクリアな頭の中のように、合理的な冷蔵庫内のワザを拝見。