福島県のいかにんじん【松田美智子さんの郷土料理レシピ】
日本人の創意工夫が詰め込まれた郷土料理。
その食材や調理法に注目した松田美智子さんの解釈による、家庭に取り入れやすいレシピを聞きました。
その食材や調理法に注目した松田美智子さんの解釈による、家庭に取り入れやすいレシピを聞きました。
撮影・合田昌弘 文・秋山由佳里
【福島県】いかにんじん
するめいかとにんじんを甘辛いたれに漬けた、冬の保存食。本来は昆布は入っていませんが、うまみとして加え、炒め煮にしています。
【材料(作りやすい分量)】
するめいか(細切り)10g
にんじん7cm
糸昆布3g
ごま油大さじ1
A[酒 1/4カップ 三温糖 小さじ1 みりん 大さじ1]
しょうゆ大さじ1
【作り方】
1.するめいかはさっと水に通す。にんじんはマッチ棒ほどの太さの棒状に切る。
2.鍋にごま油を中火で熱し、するめいかを炒める。糸昆布、Aを順に加えて炒め、水1/2カップを加えて炒め煮にし、にんじんを加え、しょうゆで味をととのえて汁気がなくなるまで炒める。
『クロワッサン』1091号より