笹巻きおにぎりのお弁当【小平泰子さんのレシピ】
京都の料理家の小平泰子さんに、お花見に持っていきたくなる小平流のお弁当を教えてもらいました。
撮影・小川朋央 スタイリング・高島聖子 文・斎藤理子 撮影協力・UTUWA TEL.03・6447・0070
笹巻きおにぎりのお弁当
シンプルなおにぎりも笹に巻けばぐっと華やかに。東寺揚げとは、湯葉で巻いて揚げたもののこと。春らしい食材を牛肉と湯葉で巻いたボリュームある一品はお弁当にぴったり。
笹巻きおにぎり
【材料（2人分）】
笹 適量
ごはん 300g
実山椒の佃煮 大さじ1
【作り方】
1.ごはんに実山椒の佃煮を混ぜ込み、一口大に握る。
2.笹の葉でぐるりと1周巻く。
牛肉東寺揚げ
【材料（2人分）】
牛肉細切れ（もしくはしゃぶしゃぶ用）100g
引き上げ湯葉 1枚
筍の水煮 50g
ふきの水煮 40g
水溶き片栗粉 適量
塩 ひとつまみずつ
サラダ油 適量
【作り方】
1.筍は千切り、ふきは斜めに薄切りにする。
2.引き上げ湯葉は広げて縦半分に切り、手前に牛肉を重ねて広げるように並べる。
3.軽く塩をふり、肉の中心に1を棒状に置き、両端を折りたたんで手前からしっかりと巻いて、口に水溶き片栗粉を塗って閉じる。
4.170度の揚げ油で3分ほど、こんがりキツネ色になるまで揚げる。
5.油から引き上げて1分ほど置き、落ち着いたら半分に切って弁当箱に盛り付ける。
ウドと花菜のふきのとう味噌和え
【材料（2人分）】
ウド 1/3本
花菜（菜の花）50g
ふきのとう味噌 大さじ3ほど
鰹節 適量
【作り方】
1.ウドは3cmの長さに切り、厚く皮を剥いて棒状に切る。花菜はたっぷりの熱湯で硬めにさっと茹で、ザルにあげて冷ます。冷めたらぎゅっと絞り、食べやすく切る。
2.1をボウルに入れ、ふきのとう味噌を加えて和え、鰹節をまぶす。
『クロワッサン』1089号より
