海外の冷蔵庫とその中身、日本との違いを拝見!
日本と海外、冷蔵庫とその中身にはどんな違いがあるのか、拝見!
撮影・山本 崇 料理製作・竹原由紀 文・長谷川未緒
[アメリカ編]ウォーターサーバーと製氷器付きがメジャー。
賃貸だと冷蔵庫はほぼ備え付けです。我が家はアメリカでよく見る「ワールプール」の冷蔵庫で、水道の引き込みがされているため、ボタンを押すと浄水が出てきます。日本に比べてかなり大きいので、食材はまとめ買い。日本の作り置きの影響か1週間分のグリル野菜などを作っておくミールプレップも流行っている印象があります。(アイダホ州 Kさん)
[韓国編]キムチを作ったら専用冷蔵庫で保存。
韓国にはキムチ専用冷蔵庫があります。扉の開閉による温度差を受けにくいなど高機能で、各室ごとに温度設定ができるので、冬に漬けたキムチをすぐ食べる分は高め、保存用は低めなどと分けて設定しています。
最近の若い人はキムチをあまり漬けないので、ほかの食材も入れて普通の冷蔵庫として使っている人も多いです。(済州島 Hさん)
[ベトナム編]地方では市場が冷蔵庫代わり!?
ベトナムではあちこちに市場があり、新鮮な野菜や果物、その場で捌かれた肉が安く手に入ります。都市部や富裕層の冷蔵庫事情は日本と変わらない印象ですが、地方はスーパーよりそんな市場が身近。
以前暮らしていたゲアン省の大学寮には冷蔵庫がありませんでした。学生たちにとっては近くの市場が大きな冷蔵庫のようなものでした。(ハノイ Mさん)
『クロワッサン』1069号より
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