甘酸っぱいタレと相性抜群、ほっけのタイ風サラダ【山脇りこさんのレシピ】
撮影・三東サイ 文・斎藤理子
ほっけのタイ風サラダ
皮目をパリパリに揚げ焼きするのがポイント。タイ料理で人気の甘酸っぱいたれとほっけの相性が抜群のおかずサラダ。
【材料(作りやすい分量)】
ほっけの干物 1枚
植物油 大さじ3
香菜 1束
ミントの葉 10g
ピーナッツ(バターピーナッツでも可)10粒
紫玉ねぎ 1/2個
A[酢 大さじ2、塩 小さじ1/2]
B[レモン汁 大さじ3、きび砂糖 大さじ3、ナンプラー(いしるやコラトゥーラでも可)大さじ3]
フリルレタス 3〜4枚
【作り方】
1.紫玉ねぎは薄切りにして、Aをかけてあえる。
2.ほっけはハサミで頭の部分と大きい胸びれなどを切り取り、半身4つ〜5つずつに切る。
3.フライパンに植物油を入れて熱くなったら、ほっけの皮目を下にして入れ、揚げ焼きする。皮がカリッとなるまで焼き、身側も焼いたら取り出す。
4.香菜は葉をちぎり、茎は小口に切る。ミントはざく切りにする。フリルレタスは手で食べやすい大きさにちぎる。すべてキッチンペーパーで包むなどして水気をしっかり切る。
5.Bを合わせてよく混ぜたら、香菜の茎とミントを加える。
6.ピーナッツは半分に割る。
7.フリルレタス、香菜の葉、1、3を器に盛り、5をかけて軽く混ぜ、ピーナッツをトッピングする。全体を混ぜて食べる。
下処理の必要なしでおいしい魚料理に。
「干物は扱いが簡単なので、魚料理入門編としては最高の食材です」と山脇りこさん。下処理がされているので、ウロコや内臓を取ったりという手間が省けて扱いやすく、初心者でもおいしい料理が作れるという。
「ほかの食材に臭みが移りやすいので、出てくる脂をきちんと拭き取ったり、酒や水で蒸し煮したりして臭いを飛ばすのがポイント。このプロセスをきちんとすることで、干物がただ焼く以上のご馳走に変身します」
『クロワッサン』1057号より