【試して納得】足にやさしくフィットしてパタパタしない、本革スリッパ。
撮影・黒川ひろみ 文・板倉ミキコ
冬の暮らしの快適さを左右する、大切な一品……それはスリッパやルームシューズではないでしょうか。
履きやすさと心地良さを追求した結果、夏はビーサン一辺倒の私ですが、冬場は足元を温かく守ってくれる一足が欲しい。そこで今季見つけたお気に入りが、発色も美しい本革のスリッパでした。
「足なじみのよい本革スリッパ」と名付けられているのですが、スッと自分の足を入れた瞬間、「ああ、これが足なじみがいいっていうことね」と合点がいきます。
甲を覆うアッパー部分が一般的なスリッパより深めなので、足を包み込むフィット感が絶妙で、室内を歩き回ってもパタパタ音がしないのです。
ソールが柔らかいので、かがんだり、歩き回っても動きがスムーズ。台所仕事、掃除、洗濯など、スピーディに家事をこなす中、このスリッパは私の足をサポートしつつもパタパタと忙しない音をさせないから、いつも以上に家事をスマートにこなしているように感じるほど。
たかがスリッパ、されどスリッパです。100均でも買えてしまう世の中ですが、こちらはスリッパを作り続けてきたメーカーが、日本人の足に合う足の木型をもとに仕上げています。
驚くほど軽い履き心地ながら、薄く見えるソール部分にもクッション材を上下前面に使ってあり、かかと部分にはさらにクッション材を重ね、床の衝撃から足裏をふんわりと守ってくれます。
革選び、裁断、縫製、型出しと、時間もコストもかけて出来上がったスリッパは、見た目も凛としていて、部屋に置いてある姿を見るだけでもなんだか嬉しくなるのです。
裸足で履くとその心地良さがよくわかります。
自分用はグレーにしましたが、母親へ、年末の贈り物としてレッドを選びました。曇り空、雨や雪の日など冬の寒さをより感じる日でも、温かな色が足元にあるだけで気分も明るくなれるはず、と思っています。(ライターMikiko)
<商品概要>
■商品名:足なじみが良い本革スリッパ(税込 7,920円)
■販売:クロワッサンの店
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