お茶の時間にちょっと贅沢。ごほうびおやつをお取り寄せ。
撮影・小川朋央 フードスタイリング・竹原由紀 文・池田祐美子
推薦してくれたのは…
●竹原由紀さん(フードコーディネーター/たけはら・ゆき)
●齋藤優子さん(ライター/さいとう・ゆうこ)
●日高むつみさん(ライター/ひだか・むつみ)
●編集部スタッフ
『RAU』のジェラートKoki
「未体験の味と香りに出合えます。」齋藤優子さん
カフィアライムとアボカドバジルなど、ひとつのカップに2つのフレーバーが入った、〝香気〞がテーマのジェラート。「まずそれぞれの香りと味を楽しみ、次に2つを合わせて、さらに付属のキャラメルクッキーにつけてと、3段階での変化を楽しめます」。3個1セットで、ほかに2タイプの組み合わせがある。各50セット限定。
『NOAKE TOKYO』のNOAKEのおくりもの
「ちょっとずついろいろ楽しめるおやつセット。」編集部
屋台から始まった菓子店のコンセプトは〝懐かしくて新しい〞。かわいらしい見た目ながら大人のスイーツとして評判のボンボンキャラメルや、野菜の香りや甘味を感じる塩味のサブレなど、5種類の焼き菓子を詰め合わせたのがこちら。「風呂敷で包まれてくるので、贈り物としても重宝します。あられがセットになっているのも粋な演出」
問い合わせ:mail:info@noake.jp https://noake.jp/
『8ablish(エイタブリッシュ)』のやちよふき寄せ
「砂糖や乳製品不使用で、ほんのりやさしい甘さ。」編集部
ヴィーガンカフェの先駆けとして知られる、東京・南青山『8ablish』の、ヴィーガン・グルテンフリーのクッキー。「山椒、生姜、酒粕、ほうじ茶など、有機素材を使った和テイストのクッキーが8種類、小ぶりな缶に詰まっているのがかわいらしい。緩衝材代わりの黒豆がよい口直しに」。富士山、松、竹といった、和をモチーフにした形にも和む。
『ぎぼし』の吹よせ
「お茶請けとしても、お酒のお供にも好相性。」竹原由紀さん
明治元年創業の京都にある昆布専門店の逸品。「とろろ昆布や細工昆布など、さまざまな昆布を扱う老舗です。昆布、あられ、海老煎餅など、20種類以上を詰め合わせた〈吹よせ〉は、ひとつひとつに丁寧な仕事を感じ、ついつい食べすぎてしまいます」。油で揚げずに焼いているため、風味ゆたかで軽やかな味わい。浮世絵が描かれた缶箱も素敵。
『アウスリーベ』のミッテ(詰め合わせ)
「手作りのおいしさが伝わるドイツ菓子です。」日高むつみさん
ドイツのマイスターの資格を持つ女性シェフが、ひとつひとつ手作りする焼き菓子やケーキが並ぶ、神奈川・藤沢市片瀬山の住宅街に佇むドイツ菓子の店。「種類豊富なクッキーは何度食べても飽きがきません。紅茶が香る生地をチョコレートでコーティングしたケーキと組み合わせたセットは、贈った相手からとても喜ばれます」。数量限定品。
『ザ・キャピトルホテル 東急ORIGAMI』のバナナブレッド
「バナナの風味が豊かな、長年愛されている銘品。」編集部
『ORIGAMI』の創業以来、約60年近く愛されているホテルの名物バナナブレッドは、完熟バナナを用いバターを加えずに作る。「芳醇なバナナの香り、ふんわりとした食感はいつ食べても幸せな気分に。持ち帰りのみだったのですが取り寄せも可能に。これはニュースです」。甘すぎずバナナの風味がしっかりと感じられ、幅広い世代に親しまれている。
※年末年始の休み・注文・発送に関しては、各サイトにてご確認ください。
『クロワッサン』1058号より