【試して納得】お中元にぴったり。ふんわり軽くてすぐ乾くガーゼが心地よい、バスタオルのギフトセット。
撮影・多田寛 文・板倉ミキコ
夏のお中元と暮れのお歳暮。
年に二回、お世話になった人へのご挨拶とお礼を込めて物を贈る風習は、世の中の付き合いが簡素化、デジタル化する流れに合わせて、年賀状とともに減っているように感じましたが、コロナ禍以降再注目。
大切な人への感謝はやはり形にして表したい、という人が増えているようです。
1年を上元、中元、下元に分ける、中国の暦に由来するお中元ですが、日本に渡ってきたのちはご先祖様を供養する日となり、その後宗教的意味合いを超え、自分と関わりのある人々との繋がりを感謝し、物を贈り合う形に変わっていきました。
昭和の時代は仕事のお得意先など、とりあえずお中元を贈っておかなければ、と単なる社会人のマナーになっていた感もありますが…。本来大切にしたいのは、相手の無病息災を祈る、日頃の感謝を伝えるという贈る側の気持ち。令和の今こそ、敢えてのお中元を贈りたくなります。
そこで私が選んだのは、日頃愛用しているガーゼのバスタオルです。
薄いガーゼを6枚重ねて作ったタオルは、渇きの良さ、洗濯するほどふわふわと空気を含んで柔らかくなること、畳めばスリムで軽く、収納の邪魔にならないことなど、どこを取っても優秀な一品。フカフカの大きなバスタオル好きだった私が、あっさり寝返ったのもむべなるかな、です。
今回、こちらのバスタオルを贈りたいと思ったのは、最近なかなかお会いできない、プライベートでも仕事でもお世話になった先輩です。
ふんわりとカラダを包み込んでくれるバスタオルで、ぜひ自分を優しく労って欲しい。そして、洗濯後の渇きが格段に早いタオルの機能性に、「あやつ、モノを選ぶ目が成長したな」と思ってもらいたいという小さな願望も秘めています。
昔のお中元はモノだけでなく、挨拶状を別に添えたそうですが、こちらのタオルのギフトセットには、クロワッサンの店のコンセプトが書かれたカードが入っています。
どういうモノ選びをしているか、お店が大事にしていることなどがコンパクトに書かれたカードは、贈り物の気持ちを代弁しているかのよう。これなら、モノを選んだ自分の気持ちを表現しにくい筆不精の人も安心です。
大切な人を思う気持ちがあり、その気持ちを形にするモノがある。そして人との繋がりを実感できる贈り物の習慣が日本にはある。今の自分の心を形にして、誰かに伝えてみませんか。(ライターMikiko)
<商品概要>
■商品名
6枚重ね 湯上りバスタオル ギフトセット(2枚入り)(税込4,180円)
■販売:クロワッサンの店