駒村多恵さんがお手本。 母のクローゼットで宝探し。【編集部こぼれ話】
1月恒例の節約特集、今回巻頭にご登場いただいたのは、フリーアナウンサーの駒村多恵さん。NHKの情報番組『あさイチ』でおなじみですね。取材の日も番組の収録後にスタジオに駆けつけてくれました。
駒村さんが身に着けていたのは、繊細なレースと刺繍が印象的な白いブラウス。袖口に施された華奢なレースや胸元の小さなリボンがなんとも可憐です。
「実はこれ、母のお下がりなんです。ちなみにこのパンツも……」。「え~~~っ!」。
その場にいた女性スタッフが揃って感嘆の雄叫びをあげてしまうほど、状態もよく駒村さんの体にぴったり。確かにクラシックな雰囲気ではあるけれど、何十年も経っているものとは思えません。
「昔のものは丁寧に作られているからですかね? ちょっとアンティークっぽくていいかなと思って」。聞けば、長く続いた巣ごもり生活で新しい服はほとんど買わなかったとのこと。「その代わり、母のクローゼットを探索するのが楽しくて。意外にかわいい物が見つかりますよ」。
その駒村さんの言葉に触発され、さっそく実家に戻り母のタンスをゴソゴソと。出るわ、出るわ、70年代の香りがにじむワードローブの数々。
見覚えのあるコートにワンピース、スーツ類。今の自分よりいくつも若かった母の姿が甦ります。駒村さんのブラウスのような素敵な1枚はまだ発掘できていませんが、「おまけ」で出てきたのは、私が子どもの頃に「お出かけ用」として愛用していた赤いバッグとブローチ。
両親に手をひかれて歩いた記憶とともに、しばし昭和40年代の上野動物園あたりにタイムスリップです。
駒村さんに倣っての「母のクローゼット探索」、節約以上の癒し効果が得られるかも。ぜひ、みなさんも巣ごもり期間にお試しください。(編集T)
1月25日発売の『クロワッサン』最新号は「お金に好かれる人の、 日々の習慣。」
生活が一変してしまった2020年。思いがけず出費がかさんだり収入が減ったりして、ふと気づけば家計がピンチになっている人も少なくないのでは。ピンチを乗り切り、はっきりとは見通すことのできない未来に備えるための考え方を身につけましょう。
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