生ゴミと食品トレーに目をつけて、スリム化にトライ。
自慢のゴミ縮小術について取材しました。ゴミの減量に成功した達人による、スリム化のためのアイデアも。
文・知井恵理
「ゴミは少ないほうがいい」と思っていたヤミーさんがスリム化を強く意識しだしたのは、料理教室を始めてから。
「週に何レッスンも行うと45Lのゴミが2〜3袋にもなり、週2回のゴミ収集では追いつかない。それから、ゴミを増やしたくないなと」
特にかさばっていた生ゴミと食品トレーに目をつけて、スリム化にトライ。
「生ゴミは、まず紙箱に捨ててなるべく水分を切り、コンパクトにまとめるようにしました。汁漏れも臭いも減って一石二鳥です。食品トレーは、トレーを使わないお店で購入するのも手。トレーを洗ったり保管したりする手間が減りますし、かさばるゴミを家に持ち込まないことも大切だと思います」
トレーを減らすことで冷蔵庫内がよく見渡せるようになり、買いすぎや賞味期限切れも減らせたそう。
「ひとつスリム化できると他のゴミも減る方向へ循環します。まずはもっともかさばるゴミから手をつけてみては」
生ゴミは紙箱に捨てて、かさを減らし液漏れを防止。
生ゴミはまず紙箱に捨てて紙に水分を吸わせ、それを小さく丸めて袋に詰めると、ゴミのかさが減り、汁漏れや悪臭の心配も無用。
食品トレーは回収へ。持ち帰らない工夫も。
空きトレーはスーパーの回収ボックスへ。レッスンで大量に食材を使う場合は、トレーを使用しない精肉店や鮮魚店など専門店で購入。
『クロワッサン』1026号より
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