ナガダユイさんのするめレシピ。
忙しい毎日にこそ摂りたい栄養豊富な海の幸。そこで活用すべきは缶詰、乾物、干物。主食材は手やハサミで調理できて下処理いらず、生にはない凝縮された旨みも楽しめる。そんな保存食の、和洋幅広いレシピをフードコーディネーターのナガタユイさんに教えてもらいます。
撮影・柳原久子 イラストレーション・山本由実 文・大澤千穂
するめの天ぷら
生卵の代わりにマヨネーズで衣を作る簡単天ぷら。するめの戻し時間を長めにとるのがやわらかさの秘訣。七味マヨを添えておつまみ風に。
【材料(作りやすい分量)】
するめ30g、水300ml、重曹小さじ1、酒大さじ1、醤油小さじ1、天ぷら衣[小麦粉50g、マヨネーズ10g、冷水大さじ3]、揚げ油・七味唐辛子・マヨネーズ各適量
【作り方】
1.するめを切る。げそは1本ずつに切り分け、長いものは半分に切る。胴の部分は1cm幅に切る。
2.水、重曹、酒、醤油を混ぜたものに1を漬け、3時間から半日置いて戻す。
3.天ぷら衣を作る。小麦粉は大さじ1のみ別に取っておき、ボウルに残りの小麦粉、マヨネーズ、冷水を入れて混ぜ合わせる。
4.2をザルにあけて水気をきり、残しておいた小麦粉を全体に馴染ませて3のボウルに入れる。
5.揚げ油を180度に熱し、4をからっと揚げる。七味をかけたマヨネーズをつけていただく。
ナガタユイさん●フードコーディネーター。食品メーカーのメニュー開発などを経て、多方面で食の提案に携わる。近著に『卵とパンの組み立て方』(誠文堂新光社)。
『クロワッサン』1009号より
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