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【お祝い事編】冠婚葬祭マナーの実力をクイズで試してみよう。

マナーを知っていようといまいと、人生の儀式はおかまいなしにやってくる。そんな「いざ」に備える、大人の心得。多方面でマナーの指導をしている岩下宣子さんに話を聞きました。

撮影・青木和義、谷 尚樹(岩下さん) スタイリング・高島聖子 文・黒澤 彩

「冠婚葬祭の『冠』は、今では幅広い意味でのお祝い事と捉えられていますが、もとは成人式のことです。日本人は冠・婚・葬を人生の3大礼としてとても大切にしてきました。現代でも、こうした儀礼や行事のマナーにとりわけ気を使うのは、そのためです」

と話すのは、多方面でマナーの指導をしている岩下宣子さん。

何度経験しても自信が持てない、という人は意外に多い。それは、形式ばかりに気を取られているからかもしれない。

「マナーは本来、自分ではなく相手に恥をかかせないための思いやりです。意味を理解したうえでルールを知っておけば、気持ちに余裕が生まれ、相手に思いを寄せることができるはずです」

岩下宣子(いわした・のりこ)さん●マナーデザイナー。現代礼法研究所主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事長。『一生使える! 大人のマナー大全』(PHP研究所)など監修、著書多数。
岩下宣子(いわした・のりこ)さん●マナーデザイナー。現代礼法研究所主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事長。『一生使える! 大人のマナー大全』(PHP研究所)など監修、著書多数。

『クロワッサン』1007号より

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