暮らしに役立つ、知恵がある。

 

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タオル、ソファ、etc……あるのが当たり前だったアレ、実はなくても大丈夫だった!

子どもの頃からずっと家にあって、当然のように使ってきたものでも、少しの工夫や考え方次第で「なくても大丈夫」だったりします。
実際に「え、そんなものまで?」という必需品(だったもの)を手放して、スッキリ暮らしている人たちの声を集めてみました。
場所を取るから、見た目が美しくないから……きっかけはどうあれ、これまでの“当たり前”を一度見直してみてはいかがでしょうか。

撮影・中島慶子 イラストレーション・三東サイ

バスタオル

●子どもの部活の合宿時の持ち物表に、「バスタオルはかさばるのでフェイスタオル1枚で全身を拭く練習をするように」との記載が。不思議なルールだと思いつつ、試しに私も一緒にやってみると、充分拭ききれた! 以後、我が家はバスタオルを置かず、フェイスタオルのみ。場所も取らないし洗濯も楽だし、いいことずくめです。

●「バスタオル洗う頻度問題」とは無縁の我が家。日本手ぬぐいで体を洗い、風呂上がりはそれを絞って体を拭き、また絞って髪の毛を拭き、さらにきつく絞って頭を包んで一丁上がりです。

(左)クロワさん 30~40代、独身。猫のような「ナニカ」と暮らす。頭はクロワッサン。 (右)ナニカ 猫のようなナニカ。ジェンダーレス。種族レス。二足歩行、人語喋る。
(左)クロワさん 30~40代、独身。猫のような「ナニカ」と暮らす。頭はクロワッサン。 (右)ナニカ 猫のようなナニカ。ジェンダーレス。種族レス。二足歩行、人語喋る。

ベッド

●寝室の大半を占めるベッドに疑問を感じ、意を決して処分、布団生活を始めました。毎日の上げ下ろしはやや面倒なものの、部屋が広く使えて家具のレイアウトも自由に。マットレスと違い敷布団も干せるのでリフレッシュできます。

●ベッド下についいろいろ物をしまい込んでしまい、せっかくのお掃除ロボットも入れず、埃の巣窟になっていた寝室。ベッドが古くなったのを機に、なくしてみました。布団を入れるためにクローゼットの一角を空けたり、ベッド下のものも半分以上処分したり、結果的に物も減らせてよかったです。

タオル、ソファ、etc……あるのが当たり前だったアレ、実はなくても大丈夫だった!

カーテン

●引っ越し直後にカーテンがなく、やむを得ずそのまま暮らし始めたら、高層階ということもあり案外なくても大丈夫でした。むしろ、お日様を意識できて健康的かも?

●簡素な部屋にしたいのにどうもスッキリしないのは、カーテンが重くもたついた印象を与えているからと気づき、いろいろ検討してプリーツスクリーンにチェンジしました。遮光とシースルーを上下に配置して、微妙な調光も思いどおりに。カーテンだとレースとドレープで2層になるところが、これなら奥行きコンパクト。たたみ上げた時もスッキリで大満足です。

『ニチベイ』のプリーツスクリーン「もなみ ツインスタイル」は、透け感の異なる上下の生地が中間バーにより自在に配分を変え、細やかな調光が可能に。写真の生地は〈セレネ〉(遮光)と〈リノン〉(シースルー)。
『ニチベイ』のプリーツスクリーン「もなみ ツインスタイル」は、透け感の異なる上下の生地が中間バーにより自在に配分を変え、細やかな調光が可能に。写真の生地は〈セレネ〉(遮光)と〈リノン〉(シースルー)。

テレビ台

●テレビ購入時、家電量販店のスタッフに「奥に引っ込む分、より大きな画面が選べるし、部屋もスッキリしますよ」と強く勧められ、壁掛け式に。結果、大正解。テレビ台がなくなるだけでこんなに部屋が広くなるなんて!と感激です。

●せっかくテレビ自体は薄いのに、テレビ台は出っ張っているし、物をたくさん収納しがちで視界に入ると雑然とした印象に。というわけで我が家もテレビは壁掛けにしました。テレビは静電気のせいで周囲に埃が集まりやすいので、テレビ台を撤去してからは掃除しやすく、埃のストレスも減りました。

タオル、ソファ、etc……あるのが当たり前だったアレ、実はなくても大丈夫だった!

『クロワッサン』1001号より

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